見出し画像

社会人の私が税理士試験の法人税法・消費税法を1発合格したときの勉強法

・これから税理士試験の勉強を始める
・税理士試験の勉強法で悩んでいる
 →そんな方におすすめ!!

これまで働きながら税理士試験を4科目合格してきたので、少しでも勉強している皆さんの参考になるようなnoteを書いていきたいです!



はじめに

noteへの投稿は今回が初めてなので、まずは簡単な自己紹介をしたいと思います。

1998年生まれの26歳です。
大学を卒業後は会計事務所に就職、現在は転職し、一般企業で経理をしています。

税理士試験の勉強は会計事務所に就職してから開始し、23歳の時に「簿記論・財務諸表論」、24歳の時に「法人税法」、25歳の時に「消費税法」に科目合格しました。

2024年度の試験は、転職などがあったため一旦お休みし、2025年度の試験に向けて国税徴収法を勉強予定です。


それでは早速見ていきましょう!

勉強法

私は実際に勉強する時間よりも、どう勉強するかを考える時間を何倍も大切にしてきました。"これはどういう試験なのか" "自分にあった勉強法は何か"といったことを最初に考えます。

目指す方向や勉強法が自分に合っていなければ、たくさん勉強したとしても効果を実感しにくいからです。

自分に合った勉強法をいきなり見つけるのは難しいと思うので、税理士試験の各科目に共通する私なりの勉強法やポイントをこのnoteではお伝えしたいと思います!

法人税法や消費税法の具体的な勉強法や対策は、別のnoteで詳しく書く予定です。 

1. 税理士試験のポイント

・みんなが分かる問題ができればOK
・全ての問題に必ず手を付ける
・問題の取捨選択をする(簿財除く)

税理士試験は各科目満点の60%で合格ですが、事前に配点が決められている訳ではなく、受験者の回答によって点数が配分されるため、一般的に相対評価と言われています。

正答率が高い問題には高い点数が配分され、逆にみんなができないような難しい問題には低い点数が配分されます。

税理士試験は難しい問題を解ければいいというものではなく、逆にみんなができて当たり前な問題をしっかりと正答すること、これが1番大事になってきます!

難しい問題にばかり時間をかけたせいで、簡単な問題まで手が回らなかったということになれば、その年の試験にはほぼ100%落ちることに…

そんな状況にならないためにも、全ての問題に手を付け、難しい問題は思い切って捨てる、簡単な問題に時間をかけるなど、問題の取捨選択がとても重要になります!

2. 計画の見直し

勉強する時は最初に計画を立てると思いますが、それよりも見直しの方が大切です。

人間ですから、計画通りに行かなくて当然です。
そこからどう軌道修正するかで変わってきます。

私は2ヶ月に1回くらいのペースで計画と現実を比較して、達成できていなかったら1日に読む理論や解く問題の数を増やしました。

見直しももちろん計画を立てる時と同様、試験から逆算して計算していきます。


3. 繰り返し問題集を解く

私は1つの問題につき、最低5回解くようにしていました。ただ、覚えてる時に5回解いても効果は薄いので、図のように期間を空けて忘れた頃に解きます!

1つの問題を3ヶ月かけて定着させていく感じです。簡単すぎる問題は3.4回目で終わらせたり、まだ不安な問題は6.7回解いたりしてました。 

忘れずに解くために!
問題集に解いた日と次復習する日を書く
手帳やスケジュール帳で復習する日の予定に問題集の番号を書いておく


問題の空いている欄に⬜︎を書いておき、解いたら✔️を入れます。上の段には勉強予定日を、下の段には実際に勉強した日を書くという作業を上の期間を空けながら繰り返していました!


4. 理論の体系的な理解

理論を全部暗記するだけでもとても大変ですが、ただ理論を丸暗記しただけでは周りと差をつけることはできません…

応用理論に対しては、2つの理論を組み合わせて解答するものも多く、数多くある理論の中から瞬時にどの理論を使うか導く力が必要になります。

イメージとしては、頭の引き出しにただ収納すればいいのではなく、必要なものだけ取り出せるように整理整頓しておくような感じです!

私がおすすめするのは、理論ドクターと過去問です!

私は大原の通信を利用してましたが、市販されているTACの理論ドクターは必ず買ってました!
大原の理論問題集よりも応用理論が充実しているのとTAC受験生との差を無くすためです。

理論ドクターを3周する頃には、かなり理解が深まっているはずです!!

5. ケアレスミスを減らす

税理士試験は、みんなができて当たり前の問題をしっかり正答することが大事なので、エラーが少ない人が勝つ試験になっています!

・普段から気を付ける
・ミスノートを作る

対策としては、答練の時だけ気を付けるとかではなく、普段問題集を解いてる時からケアレスミスしないようにするのと、自分がよく間違えることをまとめたミスノートを作って、定期的に見直して同じミスを繰り返さないようにすること!試験前にももちろん見直します!

6. 毎日継続して勉強する

講義を見たり、問題集を解いたり、理論を覚えたりとやることがたくさんあるので、やっぱり1番大事なのは、きちんと時間を確保して毎日勉強することです!

私の場合法人税法の時は、平日仕事が終わってから毎日3時間、土日も5時間とか勉強していました。

私は家だとやる気がでないタイプ、かつ普通のカフェでは勉強しにくいので、勉強カフェに行っていました。お金はかなりかかりますが…

堂々と勉強していいし、勉強道具を置いていけるし、飲み物も飲み放題で、軽食くらいなら持ち込みもできます!

勉強するか〜でいきなり始めるのはハードルが高いと思うので、図書館に行って勉強する、コーヒーを飲みながら勉強するといったルーティーンを決めて、とりあえず図書館に行ってみたり、コーヒーを飲んでみたりと最初の一歩のハードルを下げるやり方は有効だと思います!

自分がどうしたら勉強するかを考え、勉強できる環境に身を置くことが、継続への近道ですね!



おわりに

書きたいことが多すぎて、長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

法人税法や消費税法の対策、おすすめの文房具やアプリなどまだまだ書きたいことがあるので、少しずつ投稿していけたらと思います!

いつも読んでいただきありがとうございます! よろしければぜひサポートお願いします! サポート代は税理士試験の勉強やドデカミンの購入費用に使わせていただきます!