見出し画像

大学生になって、ついに念願のマイサックスを手に入れた話

高校時代、吹奏楽部でアルトサックスを担当してたんだけど、使ってたのは学校の貸し出し用の楽器(YAMAHAの一番安い機種)。正直言って、あれは「錆びの芸術作品」と呼んでもいいくらいで、キーがギシギシいったり、音が出なくなることも日常茶飯だった。今思うと、あれでコンクールに挑んでたのは割とガチでチャレンジャーだったな…笑

そんな中、マイ楽器を持ってる友達に吹かせてもらったことがあったんですよ。試しに音を出してみたら…もう別世界!自分の吹く楽器からこんな響きのある音が出るのかと驚いて、「絶対にいつか自分の楽器を手に入れるぞ!」ってその瞬間に心に誓った。でも高校生の身分じゃ当然お金なんてないし、その夢は一旦お預けに。


念願のマイ楽器、ようやくゲット!

大学生になって、お金をコツコツ貯めた結果、ついに夢を叶えるその日がやってきた。お店に行って、数あるサックスの中から試奏を何回もして、選び抜いたのが YAMAHAの875。吹いた瞬間、「これだ!」って思った。偶然にも、この金メッキ加工モデルが店頭にあって、試してみたら、もう音が段違いすぎて、まず響きが豊かで、「これがプロの世界か…」と感動。もちろん、追加料金のことは一旦忘れて購入(笑)。最終的に、大学の奨学金に次ぐ人生最大の出費になったけど、まぁ「一生モノ」だと思えば安い…はず!
(ちなみにこれ ↓↓↓)


アクセサリーでこんな変わるの?!

本体だけじゃなく、アクセサリーで変わることなんて知らなかった。リガチャーはウッドストーンの木製リガチャーを選んだんだけど、これがまたすごい。木製リガチャーってまず聞いたことあります?私も今まで知らなくて、珍しいから興味本位で試してみたら、音がふわっと柔らかくなって、重圧な875金メッキに最も相応しいコンビで即決。お店の人も「これ、なかなか出回らないんですよ」って言ってたし、ちょっと特別感。いやだいぶやな笑

Wood Stone 木製リガチャー

そして、「リーフレック」という謎のコイン状アイテムも試してみた。最初は「え、これで音が変わるとか嘘くさくない?」って笑いそうになったけど、試奏したら笑えなくなった。いや、ほんまに割とこれガチで。音の響きが劇的に変わってん!これ一つででこんなに違うなんて、、、。気づけばこれもセットで購入。出費は…うん、考えないことにした。よし!!!
(ちなみにこれ ↓↓↓)シルバーが一番いい!ハズレなしだと思う


新しい相棒とこれから

こうして手に入れたマイ楽器とアクセサリーたち、全部揃えたら総額が1学期の学費を余裕で超えた。でもまぁ、お金はまた稼げばいいし、このサックスは一生モノだし。なにより、あの高校時代の「錆びの芸術作品」を思い出すと、手に入れてよかったなぁと心から思う。(また錆子にも会いたいなあ)

今は休学中で時間もたっぷりあるから、この相棒と一緒に地元の楽団に参加する予定。新しい楽器で吹くのが楽しみすぎて、早く練習したい気持ちが止まらない。これからサックスとの新しい生活がどんなふうになるのか、自分でもワクワクしてる!

いいなと思ったら応援しよう!