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学びからのプレゼント

物心ついた時から私の鼻は調子が悪く、鼻がつまっているのが通常モードでティッシュが手放せずにいました。

新しく学び始めたヨガを新たな気持ちで学んでいこうと決めたところ、私の鼻に思わぬ改善が見られたので、本日はその物語をご紹介します。

ヨガやアーユルヴェーダに触れたことのある方は「ネティ」という鼻うがいについてご存知だったり、実践されていたりするでしょう。

私も以前この「ネティ」について学んだことがあったのですが、「鼻に水入れたら痛いんじゃない?無理~」と恐れ、心のシャッターを即座にガラガラと閉めたことを覚えています(笑)

そして今回もこの「ネティ」が新たな学びの中で登場しました。以前は全くやろうともせずそっぽを向いてしまったのですが、今回は素直に面白そうだなと思い実践してみました。

専用のネティポットが無いので、注ぎ口のあるカップで代用し、塩分濃度0.9%の塩水を作ります。面倒なので大体の目分量でやりました。

鼻の穴に注ぎ口をチョンと差して水を注いでいきます。初めてのネティは水がボタボタこぼれて合ってるのか何なのかよく分からぬまま、あっという間に終了です(笑)副鼻腔にたまった水もチーンとかみ、すっかりスッキリ出し切ります。

そして半日いつも通り過ごしてふと気づいたのです。ネティ後、鼻を一度もかんでいない!ということに。

だから何やねん!な話ですが、私の人生で鼻をかまない日が無かったことなど殆ど無かったのです。つまり、毎日必ず鼻をかむ人なんですね。外出先でもティッシュは必需品ですし、無ければ紙ナプキンで鼻を押さえます。ですから鼻をかまないことに、ちょっとした衝撃を受けました。

たった半日ですが、ずーっと鼻がスースーと通っていました。何も引っかかりが無い!鼻が通るとはこういうことか~!と初めての体験でした。そして、我が家のティッシュ消費量削減に大いに貢献する出来事です。(大げさ)

ヨガの時ももちろんですが、呼吸は生きてる限り絶え間なく行いますし、私たちを生かす根源となる行いです。呼吸が浅ければ気の巡りは滞り、心身に不調をきたします。だからこそその入口となる鼻の浄化が、ヨガやアーユルヴェーダでは重要とされているのでしょう。

ネティによる変化は、純粋な姿勢で新たな学びをしていこうと決めた矢先の思わぬプレゼントでした。以前も学んだはずなのですが、自分が心底学ぼうと向き合った時に初めて体得できるものなんですね。

私のように鼻づまりで困っていらっしゃる方や、今時期の乾燥で風邪を予防したい方にも「ネティ」はとても良さそうです。ご興味のある方はぜひ試してみてくださいね。



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