【(有)尾塚水産】ウニを通して海も守りたい
阿久根の西目地区で、ウニの水産加工会社をスタートしてから70年という歴史がある尾塚水産さん。会社設立当初の阿久根の海は、ウニが豊富で海女さんも多く活躍されていたそうです。ですが、最近の海は、海洋環境のバランスが崩れ、ウニの収穫量は非常に少なくなってしまいました。
『ウニを通して海も守っていきたい』『守らなければいけない』と、立ち上がった尾塚さん。元々は、生食のウニを中心に販売していたそうですが、ウニを長く楽しんでもらえるように、ウニの加工品開発にも積極的に力を入れています。さらに、ウニを美味しく食べる加工品だけでなく、ウニ染めのストールや、ウニ殻アートなど新特産品の開発と、捨てるところが無いウニの可能性に驚きました。
次々と新しい商品が誕生すると同時に、新商品の情報発信やPR活動への尽力ができないことを懸念されていたそうです。ウニの可能性と面白さ、海を守ることの大切さを広く伝えるために、
・FacebookやInstagram等、SNSでの情報発信
・商談会等への参加とPR活動
・広告作成
・食品加工業務
などを一緒に行ってくださる方を募集しています。
尾塚水産さんの強みは、
添加物を使わない、素材そのものを味わってもらえるように、というこだわりだと思います。ウニの加工品は多くありますが、ウニ本来の味、美味しさを感じてもらうべく、添加物や調味料は極力控え、健康志向の方にもぜひ食べて頂きたい、とお話されていました。
◎『ウニを通して海も守っていきたい』と思った理由について
阿久根の海でウニが大量発生し、「磯焼き」という、ウニが海藻を食べ尽くしてしまう現象が起きました。海藻が消えてしまった海からは、それまで、たくさん住んでいた魚たちも姿を消してしまいました。様々な生物で賑わっていた美しい海を取り戻したい、ずっと遺したいという思いから『ウニを通して海も守っていきたい』と考えるようになったそうです。
また、増えすぎたウニは海藻を少量しか食べていないため、身が少ないことにより商品価値が低いと言われています。そこで、増えすぎてしまったウニを駆除する活動が始まりました。駆除したウニをどう活かしていくのか、尾塚水産さんをはじめ多くの漁協関係者の方が悩んだそうです。
そして生まれたのが、ウニ殻アートや、ウニ染めストールなどの工芸品です↓
◎ウニ殻アートについて
ウニ殻アートは、ウニの殻を使用してさまざまな生き物の形や模様を、作る人独自の発想で作れることが楽しさの一つです。ウニにも個性があり、まっしろい物や少しピンク色がかったものなど、殻の色がそれぞれ異なるのも面白いですよ!ただ作るだけでなく、海の環境によってさまざまなウニがいること、ウニ殻アートというものを通して、現在の海をより良いものにしていくための取り組みの一つになれば、とのことでした。
最後に、
工場の隣ではウニの醤油が作られていました。
醤油作りについて、「毎日違う顔が見れて楽しい」と、発酵の日数を重ねるごとに、表面の状態や、ぶくぶくと発酵している様子、匂いや色味が変わる楽しみがあるそうです。
まだまだ、尾塚さんのチャレンジは続きそうです♩
一緒にウニの魅力を広めていきませんか?
ぜひ、気になる方はSNS等もチェックしてみてくださいね。
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詳しく募集内容は下記をご覧ください。
有限会社 尾塚水産
■仕事内容
・FacebookやInstagram等、SNSでの情報発信
・商談会等への同行
・広告作成
・商品のPR活動
・食品加工業務
■雇用形態
正社員
■勤務日
■勤務時間
■給与
↑つきましては、面接の際にご確認ください。
■応募方法
有限会社尾塚水産
〒899-1627
鹿児島県阿久根市西目6675-1
電話番号:0996-72-0742
阿久根市地域おこし協力隊
株式会社まちの灯台阿久根
阿久根市新町1番地
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