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貧血のお話

 先ずお伝えしたいのが、私は献血が趣味です。
あまり身体が丈夫だと言い切れない自分が『元気です』と言い張れる材料であり、なにより私などでも出来ることがあるという実感が得られます。

 この話をすると、よく褒めていただきますが誰かのためとか考えているわけではなく、自分のエゴの為にしている面が大きいです。

 そんな私ですが、この二年献血出来ていません。

 体重が減少したのでその時期を振り返れば、まともに食事がとれていなかったので、まあ仕方ない。
 しかし、その後もほんのちょっとたりず『お休み』が続きました。
 ヘモグロビン値が規定値に届かなかったんですよね。
 一度は持ち直したかと思ったけれど、なかなか届かない。
 だから、一週間前から食事に気をつけて行くのですが、ほんの少し足りない。


 そのうち、職場のストレスとかゴタゴタとかから体調がよろしくなくなり、なんなら流行り病(コロナ感染症)に罹患したり落ち着かない日々が続き、なんだかんだのすえに離職をしました。

 離職してから、体調が頗る良くて自分がいかほどのストレスを抱えていたのか自覚をしつつ、職業訓練に通って単発バイトで働いたりして、なんか元気!!と思ったある日、ひさびさに献血ルームに赴きました。

 離職のちょっと前から、少し疲れやすく息切れとか動悸の自覚はありました…が、ぶっちゃけると【年齢に勝てなかったのか】と思っていました。

 献血ルームの事前検査で看護師さんに「おやすみですね」と伝えられて、やっぱりだめかぁと思っていて、いつものように食事となかのアドバイスをいただくのだと思っていたら、看護師さんから予想外の言葉。
「近いうちに、受診してください」

へ?

ヘモグロビン数値が【8.6】
(献血は【12】越えないと出来ない、ちなみに絶好調時の私の数値は【13】です)

ひと様に血をお渡ししているどころじゃなかった(笑)※笑い事ではない


 幸い天下無敵の【休職中】という名前の無職で、単発バイトも入れてなかったし、訓練もおやすみで、ハロワに行く予定だけだったので翌日病院へ行く事にしました。


受診してみたよ

 ハローワークで職業相談をしたあとに、受診に行く話を雑談
 相談員さんに「でも、今わかってくれて良かった気もするんですよねぇ」と話して、もし健康上で問題ありそうなら目標にする職業も検討しなおした方が良いかも…なんて話をしながら、いざ病院へ赴き対戦!

 血液検査!

 採血でも、献血趣味を披露
 
 診察でも、言う

 「献血がしたいんです!!!」


鉄欠乏症貧血の疑い

 やはりヘモグロビンば、8.6
  それだけでなく、フェリチンも基準値を下回りカツカツ状態。
 年齢が原因だと思っていた不調が、実は貧血の症状だったとわかり『なんだよ、私まだまだ行けるんじゃん』とニヤリとする。

 医師からは、鉄剤を服薬しつつ婦人科も受診するように告げられてターンエンド。

 一カ月後にまた受診することになる。

鉄剤服用

 副作用を警戒しつつ、鉄剤を服用。
心配していた副作用(吐き気、便通異常)もほぼほぼ無く一ヵ月。
 その間、食べ物も鉄分を取り込めるものを意識してとり、食後にお茶やコーヒーは鉄の吸収を妨げるらしいので、飲み物を白湯と水に変えました。

 お茶好きなので、気づいたら飲んでしまうので意識してやめました。

 その甲斐あってか、一ヵ月後の受診では心配ないくらいに数値は回復。
 鉄剤をやめて様子を見ることになりました。

原因は、おそらく婦人科系

 さて、内科のあとに婦人科でも受診して、子宮腺筋症と筋腫があると言われました。
 わりと痛くて辛くなっていて良い状態らしいですが、鈍いのかなんなのかまっったく痛みとかない。

 症状が出ていないし、年齢も年齢なため経過観察に。
検査の結果、癌の心配もないそうです。

 しかし、おそらくはこれが原因で貧血の症状が出たと思われるので、なにかあったらすぐ受診するように言われました。
 

 鉄剤飲まずに過ごしての受診で検査した結果、献血は出来ないまでも心配な数値は脱しました。
 次は涼しくなったころの受診なので、次こそヘモグロビンの数値を爆上げしようと目論んでおります。

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