休日だったのでイマジナリーフレンドについて考えてみた2
前回の記事はこちら↓
ゆきなが私を褒めない理由、ちょっと考えたらすぐ分かった。
それはずばり、「私の母親が投影されているから」だ。
イマジナリーフレンドの話なのに母親が出てきてどういうこと??と興味を持ってくれた人のために以下で詳細を述べる。
①ゆきなは私の自己防衛心理
ゆきなはそもそも、私の心を守るために生まれた存在だ。私を肯定し、私を否定する他者を否定する。
今でこそだいぶ改善されたけれど、昔の私は内気で、家族以外に言いたいことがなかなか言えないようなタイプだったから、彼女がいなければ私は自分の心を守れなかったのだろう。
②私の母親について
私の母親は、娘の私が言うのもなんだけれど、色々な意味で強い人だと思う。好きだし、尊敬している。
でも、たった一つ、どうしても許せないことがある。それは母親が昔私に言った、「本当にあんたってなんの取り柄もないよね」という言葉だ。
私はもちろん悔しくて反論した。当時、国語の授業の音読の際に他の人より突っかえずにすらすら読めている自信があったから、そのことを伝えた。大したことじゃないけれど、他にもそういう人はいたけれど、それは私の数少ない自分に自信が持てる部分だった。
だけど、返ってきた言葉は「はあ?あんたそれで賞でも取ったの?」だった。何も言い返せなかった。表彰されるくらいすごくなければ、それは特技のうちに入らないのだと、打ちのめされた。
③守る者という概念
これは推測だが、私の「自己防衛心理」に一般的に子どもを守る存在である「母親」が結び付いたのが「ゆきな」だと考えられる。
だから、彼女は私を守るけど、私が自信を持つことを許さない。
以上が私の考察である。
こうしてみると、心の底に根深く残るトラウマというか、なんかそんな感じの話だったみたいだ。今は答えを見つけられてすっきりした気持ちと、記事にできた達成感とがある。今回はひとまずこの気持ちのまま、終わりにしようと思う。ではまた。
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