蜂との思い出の句
こんばんは。みつかづです。
今夜は15年程前を思い出しての1句です。
(当時は奈良県生駒市に住んでいました)
菜園の四種の蜂のいと長閑
句意:我が家の家庭菜園にやってきたミツバチ、クマバチ、アシナガバチ、スズメバチ(1匹ずつ)。
(皆すぐ近くなのに)私達に襲い掛かってこないし、他の蜂を襲う事も無く、仲間を呼ぶ事も無く、逃げ出す事も無く、咲いている植物の周りを自由に飛び回り花の蜜を味わっている。(都市近郊なのに)とっても長閑(のどか)な事だ。(こんなの滅多に見掛けない)
とある晩春から初夏に掛けての1日の14:00~15:00頃。
晴れており、風は殆ど吹いていませんでした。
まず、母と私が家庭菜園に来た時、既にミツバチとクマバチは花の蜜を味わっていました。2人が来ても、クマバチとミツバチは逃げ出しませんでした。
母と私が到着後、しばらくしてアシナガバチが飛来しました。
しかし、クマバチ、ミツバチは逃げ出しませんでした。
アシナガバチは仲間を呼んでいる様子も、クマバチ、ミツバチを襲っている様子もありませんでした。
そこへ最後に、スズメバチが飛来しました。
しかし、アシナガバチ、クマバチ、ミツバチは逃げ出しませんでした。
スズメバチは仲間を呼んでいる様子も、アシナガバチ、クマバチ、ミツバチを襲っている様子もありませんでした。
休憩の為、母と私は交代でミント系の香りがするメンソールを喫煙しました。
しかしスズメバチ、アシナガバチ、クマバチ、ミツバチは逃げ出しませんでした。
15:00が近くなり、最初にスズメバチが飛び去り、程無くしてアシナガバチも飛び去りました。
我々も家庭菜園から立ち去りましたがクマバチ、ミツバチはその後もその場に留まっていました。
関係性は以下。
母と私:スズメバチ、アシナガバチ→警戒対象
スズメバチ:母と私→警戒対象、アシナガバチ、クマバチ、ミツバチ→捕食対象
アシナガバチ:母と私、スズメバチ→警戒対象、クマバチ、ミツバチ→捕食対象
クマバチ、ミツバチ:母と私、スズメバチ、アシナガバチ→警戒対象
が、しかし。
母と私:農作業中
スズメバチ、アシナガバチ、クマバチ、ミツバチ:それぞれ花の蜜に夢中
こんな事ってあるのか?という程、珍しい光景でした。