神様からの託されたもの
信じるか、信じないかは人それぞれだけど、
私は息子を授かった時に夢を見た。
白い服を着ている人から赤ちゃんを託された。
男の人だったようにも思うけど、
赤ちゃんに釘付けでしっかりと覚えていない。
赤ちゃんは男の子だった。
タイミング的にも妊娠検査薬ができると言われている時期から
二週間も早かったけど、薄っすらプラスの反応が出た時、
涙が出た。やっとだ!!やっと来てくれた。
34歳の私の誕生日だった。
この子は無事に産まれる!!そう確信した。
なかなか授からず、夫の協力も得られない日々に諦めて
仕事量を増やした矢先だった。
神様に感謝した。大切に育てます・・・と。
神様を信じるかどうか・・・。私はいまいちハッキリ言えないけど
信じたいなぁ〜と思っている。無宗教だけど、輪廻転生とか
前世とか来世とかの考え方は好きな方である。
その前にも予言というか、夢を見たことはあった。
昔、一緒に勤めていた先輩が夢に出てきて白い虎と戯れていた。
そのことを留学先で仲良くなった韓国人の友達に伝えると
「きっと彼女は妊娠しているよ」と教えてくれた。
事実、彼女は不倫していた先生の子を妊娠していた。
彼女の汚名返上のために追記しておくと、その時はすでに
別れていたらしい。そして、その後結婚した。
息子が無事に生まれ、すくすく育ち、
二人目の妊活を始めてから何度か流産、化学流産を繰り返した。
その度に私は夢を見ている。
化学流産の時の夢は、双子の女の子だった。
4〜5歳になっており、駆け回って遊んでいた。
妊娠反応はプラスになっていたが、病院に行くのは
早いだろうと様子を見ていた。
スーパーで買った卵の黄身が二つのものが
1パックに2個も入っていたり、
普段、当たったこともないのにクレジットカードのくじに
当たり、1万円が送られてきたり、双子を祝福されているような
現実にワクワクしていたが、すぐに遅れて生理がきた。
俗に言う、化学流産。
きっと、双子だったんだろうなぁ〜と想像している。
去年の流産の時は酷かった。
眠っていたら、今まで中絶した人たちに手術台に乗せられた。
私は必死で逃げようとしていたが、手術が始まった時に
目が覚めた。私は助産師なので、様々な人と関わり、
手術の助手を務めてきた。
そして、今年に入ってからの夢は受精卵が分裂していた。
子供が欲しくて、とうとうこんな夢まで見るようになってしまった・・・
と思っていたら、実際、妊娠していた。
でも、夢の通り、受精したまでで、8週間後も9週間後も
卵は育っておらず、流産手術を受けた。
泣きに泣いた。
最近は、夢も見ないまま毎月の生理がやってきている。
あと数日で40歳になる。
また、神様に会えるのか、託してもらえるのかは
多分、私の気持ちと行い次第なんだろうなぁ〜と
漠然と思っている。
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