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病んだときに考えること

最近、気候が春らしくなってきて、
それに伴って気持ちの調子も良くなってきた気がする。

私は別に何かメンタル系疾病の診断がついているとかそういうわけではないのだが、

なんとなーく季節によって気持ちに波はあるなぁと感じる。

年度のはじめは「新たなスタート!」って感じで元気。夏に向けて山を登っていく感覚で、だんだん気持ちも上向いていく。

秋らしくなると、波が下降気味になる。気候がいいのでお散歩していると、何故かセンチメンタルな気持ちになって、「人生とは?」とか「私の存在価値って何?」とか重めなテーマについて考え始める。

自己理解が深まるのは良いけど、これが病む原因になる。

色々考えて、
最終的に至る結論は、答えなんかないってこと。

人生や存在価値に、説明なんてつかないんだ。人それぞれだし、一言で言い表せるようなもんじゃない。

…え?じゃあ私はなんで生きてなきゃいけないわけ?必死に働いて、お金稼いで、食べて寝て、また働いて、その先に何があるわけ?

要は、毎日の繰り返しの中に、ちょっとした楽しみだったり、目標だったりがあるから、人は生きがいを感じるのだろう。

でも私は、そこに意義を感じられないのだ。

確かに楽しい瞬間もある。やりたいこともある。

だけど、
その生活を守るのに必要なコスト(仕事のしんどさ、人間関係のストレス)を考えたとき、
コストが楽しさを上回ってくるのだ。

何でこんなしんどい思いして生きていかなきゃいけないの?もう人生お腹いっぱい。
終わりにさせてよ。

*****

そんなことをぐるぐる考えているうちに、春になると、一転、何だか希望に満ちた気持ちになってくる。

単純すぎ。

世の中を斜めから見るような、捻くれたことばかり考えてる自分が本当に嫌。

わかってるけどやめられない。

人生に意味なんかあんの?って、どこか他の人を馬鹿にしてるふしがある。そうすることで、満たされない自分を守ってる感じ。

めんどくさい人間だわ…。


…なんて書いてる自分は全然希望に満ち溢れてないじゃないか。春だろうが秋だろうが、捻くれた考え方してるのは変わらないじゃないか。

はぁ…

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