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アラサー独身女、屋台飲みにハマる

今日は福岡の屋台について話したい。

私はここ数か月、屋台飲みにハマっている。
はじめは彼氏との食事目的で屋台を利用していたのだが、
福岡の食事のおいしさはもちろん、
初めて出会う方々とのコミュニケーションが楽しすぎて、
遂に最近、私は一人でも屋台にふらっと遊びに行くようになった。

出張で福岡に来ている方、
観光旅行で福岡に来ている方、
仕事終わりのサラリーマンやOL、
などなど本当に色々な方が一つの屋台を囲み、
お互い名前を明かすわけでもなく、
ただただおいしいご飯を食べ、
色んな事を毎回話しながら、お酒を呑む。
なんて素敵な空間だろう。

この前行った屋台では、
台湾から観光に来られた3人組、
東京から出張で来られた4人組、
山口から観光旅行で来られたご夫婦、
接待終わりの酔ったサラリーマン2人組、
と話した。
この、普段知り得ない方との一期一会感が
私にとってなんともたまらない。
アラサーになると、休日にたまに会う友達の顔ぶれも固定化してくる。
もちろんその友達との時間も楽しい。
だが、屋台での知らない人との時間は、私にとって、とても刺激的なものなのだ。

では、知らない人と何を話すのかというと、
それもその時々で様々だ。
台湾の地震はどうだったか、何をしに福岡に来たのかを
スマホの翻訳機能を使いながら話したり、
他県の方と福岡のおすすめのラーメン屋について話したり、
話の内容は毎回尽きることがない。

屋台でそういったコミュニケーションをとるようになってから、
以前より自分がポジティブ・積極的になったとも思う。
色んな人の話をきいていると、
みんな色んな生き方してるんだなあ、とか
こんな考え方があるんだなあ、とか
こんなふうに頑張っている人もいるんだなあ、と感じる。
それと同時に、もう少し私もがんばろ!と前を向けるようになったり、
私の捉え方の枠組みが狭かったな、と考え方を変えてみたりすることができるようになった。
加えて、「この人はどんな考え方をもっているんだろう」、と他者に興味を持つようになり、自分から声をかける様にもなった。
(元々看護師で人と関わるのが好きではあったが、
飲食店で自分から知らないひとに話しかけるまではなかった。)
そういった面でも屋台は本当に刺激の多い場所だと思う。


結論、屋台は食の魅力だけでなく、
色んな人との出会いを通じて刺激を受けることが出来る空間だと私は思っている。

仕事がうまくいかなかった、とか
恋愛で悩んで不安がいっぱいだ、とか
何か悩みがあったり、すっきりしない人の中で、
外出することに抵抗がない人、人と話すのが好きな人は
一度行ってみてはいかがだろうか。
意外とみんな悩みを抱えて生きてるもんだな、とか
自分だけじゃないな、と思えることがあるかもしれない。


おわり。








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