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在宅生活の期間を延ばすコツ(その1)

お立ち寄り頂きありがとうございます!

「介護が必要になる前に」
をテーマに書き進めています。
前回は費用がかかっても、何を重視するかで
選択が変わるというお話をさせて頂きました。

前回のお話はこちら

https://note.com/calm_azalea79/n/n7e0ad8f5713d


費用が高い、安いはそれぞれの価値観や
重要としているものによって変化します。
とはいえ、在宅で生活する期間が少しでも
長く保つことができれば、少なくとも経済的に損は
少なくなります。

私がこれまで関わらせていただいたお客様の中で、
在宅生活を長くできているご家族の特徴を思い返してみると
いくつか共通していることがあるなと感じています。

①家族の関係性
これは想像に容易いと思いますが、同居家族との関係性が良好であること。
ご意向として先々は施設入所をご希望されている場合でも
「トイレに介助が必要になるまで」など線を決めている方も多いです。

②お仕事の融通が利きやすい
例えば、居宅サービスの通所介護(デイサービス)は、サービス提供時間が
決まっているため、出発時間や帰宅時間も概ね決まっています。
この時間が送り出す家族の生活にうまく合っていれば良いのですが、
出社時間と合わない等があると、有給が時間単位で消化できるか?
介護休暇がそもそも設定されていて、時間で取得が可能か?
などが関わります。不在時は送り出しにヘルパーが介入することもありますが、人手不足やヘルパー側の都合で合わないこともあります。
なのでお仕事の融通が利くと、居宅サービスを利用しやすく
在宅生活が安定している方が多くいます。

③ご自身の意志がはっきりとしている、または家族の認識がそろっている
介護を要するご本人がどうしたいか?
正直ここに尽きますよね。
それがはっきりとしていないと進みません。
判断力が低下してからではわかりにくくなりますが
それでも反応を見ればわかるというか、よりはっきりすることもあります。
また、家族もその意思にどのように沿えるか、支援したいか?を
整えているご家族は在宅生活も安定します。

家族の数だけ様々な形があります。
いわゆる終活はご本人の過程ですが
支える側はその本質をしっかりと認識できているか?が重要です。
ご家族のコミュニケーションと
支える側のリソースを考えておくこと
これが必要になる前の段階から重要だなと、これまでの経験から学びましたので共有させて頂きました。

皆さんも是非一度話してみてはいかがでしょうか?
相談は各地域の包括支援センターや役所でも担っていますが、
そのきっかけやどう話す?といった情報が必要であればいつでもご相談いただければ幸いです。

https://l50ya.hp.peraichi.com






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