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みずからマルチタスクの沼にハマりに行く

『マルチタスク』って、言葉はカッコいいけど単なる無茶ぶりでしかないですよね。

ただでさえ時間の使い方が下手だという自覚があるのに、さらにやることを増やしてしまいました。
とは言え、まったく新しいことを足したのではなく、「今まで取り掛かってはいたものの半ば放置状態にしていた案件に、ようやく手を付けた」と言うのが正確なところ。

重い腰を上げたのは良いけれど、途端にいろいろと動き出してしまってアワアワ言っている状態です。

ちなみにマルチタスクとは、複数の作業を同時進行で行うことを言います。人間の頭では本当の意味での並列作業は出来ないので、細切れな作業をあっちでもこっちでもしている、というのが実情ですね。

言い換えると「ながら作業」。
テレビを見ながらメールをしたり、食事をしながらスマホを見たりするアレです。
大体において、集中力が欠けてしまうアレです。
本やwebサイトなど、どこを見ても大抵は「効率が悪い」「パフォーマンスが下がる」とか言われているのですが。

個人的には、状況によっては良い効果がみられると思っております。

アメリカで行われた心理学の研究がありまして。
人は一日に6万回もの思考を行っていて、そのうちの約80%にあたる、4万5千回はネガティブなことを考えているそうです。

多分、このパーセンテージは普通の人でも6万回くらいは、ネガティブなことを考えがちと言うことだと思うんですよね。

とするとですよ?

根っからネガティブな人は、マイナス思考がどれくらい脳内を占拠されているのか、ってなるじゃないですか。脳内がマイナス思考で埋まってしまうと、日常生活も全てがマイナスの方に行きがちになってしまうんですよ。

それならばいっそのこと「する必要のある事」を頭に放り込んでおけば、ネガティブが多少はマシになるんじゃないかという考えに至ったのでした。


まぁ、無理しない程度にね。

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