『幸運を呼ぶ、伝説の宿』の話
日本全国、世間一般では「夏休み」「お盆休み」というヤツらしいですね。
わたしには一切関係ありませんが(あ、お墓参りは行きます)。
そんなわたしの、悲しいお休み事情はさておき。
夏休み、お盆とくれば、【あなたの知らない世界】ですよね。
世代的に知らない人もいるかもしれませんが
そんなわけで。
本日より3夜に渡り、オカルト”っぽい”お話を書こうと思います。
まぁ、わたし自身が ” 零(ゼロ)感 ” な上に怖がりなので、怖くはできないでしょうけど。
「すこし不思議」程度にできれば良いな、と思います。
◆◆◆◆
10年以上前になる、友人の話です。
同僚の友人が、嬉しそうに言いました。
「来週、お休みいただくね~」
聞けば、幸運を呼ぶという【座敷童】の伝説がある旅館に予約をしていたとのこと。
とても人気のある旅館で、3年ほど待って、ようやく予約ができたんだそうでした。
ご両親、お姉さん、友人の4人家族で、お母さんとお姉さんが、霊感的なものがあるという話でした。
旅館に着いて、【座敷童のお部屋】にお伺いすると、たくさんの子供用のオモチャや人形などが供えられていました。
友人は(お父さんも)、まったく分からなかったとのことですが、お母さんとお姉さんは
「あ、今そこを通ったね」
「うん、走ってた」
と感じたらしいです。
【座敷童のお部屋】で撮った写真には、オーブと呼ばれる光の玉が写ってました(これは見せてもらった。本当に写ってた。キラキラしてた)。
オーブは一般的にレンズ表面についた塵やホコリが、太陽や照明の光に反射して光ったものと言われたりもしますが、他のところでは何もないようだったので、何とも言えませんね。
大槻教授なら、「プラズマだ!」と言うところでしょうか。
それだけの話で、他に特別何かがあったというわけではないらしいですが、本当に座敷童に会えたのだとすると羨ましいなと思ったわけです。
とは言え、ゼロ感のわたしですので、座敷童が隣に座ってくれたとしても気付かない可能性が特大ですけどね。
こちらの旅館に行く際は、霊感の強い人と一緒でないと勿体なさそうです。
どなたか、「霊感バリバリ強いよ!」っていう方がいらっしゃいましたらご連絡ください(笑)。
こちらの旅館は、その後火事に遭ったということですが、幸いにして誰も死傷者が出なかったということです。
キレイに建て直しされて、今でも旅館は経営されています。
当時は人気すぎて中々予約が取れなかったみたいだけど、今はコロナの影響もあってか、条件によっては取れそうな感じがしました。
■ おまけ
一日、一つ怪談を載せていきます。
まるで千夜一夜物語のシェヘラザードのようですね。
猿夢