イジメ 消えない記憶②
小学4年生は前回書いたとおり、突然のイジメから始まりイジメで終わった。
1学年の間イジメられると人はどうなるのか・・・
自分の場合は、心が死んだ。
笑顔が消え、他人の顔色を伺い、常に人の一歩後ろを歩き、痛みから逃れるために言われたとおりに動く・・・
あまりの辛さに学校の校舎から飛び降りようと、教室のベランダに出て足をかけた事もあったが、その時だけは担任に止められた。
止められて「この先良いことあるのかなぁ?」と思い留まったことがある。
それ以外は、新任だったからってのもあるかもだけど、何もしなかった。
死んだ心は簡単には蘇らない。
心が死んだまま5年生になった。
相変わらずイジメられる生活だ・・・
だって自分ではどうにもできなかったから・・・
何かあるたびに殴られ蹴られ、それを周りもクスクス笑いながら見ている。
止める人など誰一人いない・・・
6年生になってもそれは変わらない。
ちょっと反抗する程度でイジメが無くなるなら、それほど楽な事はない。
でも現実は違う。
「痛いよ。」「やめてくれよ!!」
そう言えば逆に面白がられ、そんな日々が続く・・・
結局小学校4年から卒業までずっとそんな感じだった・・・
周りの人達も同調圧力とかあったのかもしれないけど、誰も助けてくれなかった。
学年が変わろうと担任が変わろうと環境は変わらない。
だって自分の親を含めて真剣に止めようとする人が誰一人居なかったんですから・・・
今回はここまで。
最後までありがとうございました。