Callus/コールアスの歩み #2
コールアスのマサです!!
今回はコールアスがどのように出来たのか、歩みについて話をしていきたいと思います^^
コールアスの由来・なぜ「先生向け相談」なのか?そんな話をしていきます。
1. 児童への虐待を是正したい
プラットファームでは子ども食堂や、子どもが気軽に通える図書館事業等、児童・青年を支援する活動を行っています。横須賀を拠点に、子どもへ地域からのまなざしを注ぐことで、ひとりでも多くの子どもが健やかに育つ手助けをしたいと考え、食事に困難な状態の子ども、学校や家庭で居場所がない子どもを助けようと活動をはじめました。
その活動を通じて、今回着目したのは「児童虐待」です。世間でも重度な問題が発生してしまうことも多い半面、なかなか打開策を見出すことが難しいこの問題。サポートが必要なことは明らかであっても、実際に何が出来るかが不透明、行政と民間での連携も密に取れておらず、児童・青年を支援する仕組みが構築されていないのが実情です。
そこで、児童虐待を民間からどのように支援出来るのか、まずここを解明することからスタートしました。
2. 学校の先生へのインタビュー
まずはじめに行ったのは先生へのインタビュー。児童・青年と接することの多い先生から話を聞くことで、教育現場の生の情報を知りたいというところからでした。結果は大当たり✨
先生にしか見えない児童・青年の本質的な問題を聞くことが出来ました。
3. 先生への相談事業
先生へのインタビューを踏まえて、児童虐待を防ぎ、虐待にあっている子どもを救うためには何が必要か思案しました。
結論は、「児童・青年への直接的なサポートではなく、児童・青年にとって一番身近な先生を支援することが、虐待是正に最も繋がる」ということです。
先生へのインタビューを実施していくなかで、先生の業務過多、学校内で生徒へ目を向ける余力がない実態が浮き彫りになってきました。先生の業務を直接助けることは一民間からは難しいが、ほんのちょっとした相談相手になって、先生の気持ちや考えの整理を手伝うことはできる。そして先生が精神的に余力のある状態になれば、生徒へ目を向ける時間も増え、結果的に児童虐待是正に繋がるのでは。そこから先生へ目を向けた相談事業=コールアスの立ち上げに至りました。
4. トライアルの実施
コールアスの大きな特徴は、「先生への相談事業を行う上で、相談を受けるのは教育のプロや臨床心理士等の専門家ではなく、プラットファームに所属するボランティアスタッフが相談を受ける」という点です。
コールアス設立の背景は「Callus/コールアスが生まれるまで #1 」で記載してますので、ぜひご覧ください!
ボランティアスタッフで相談サービスを構築するにあたり、質の高い相談事業を展開するには、どうすれば良いか。これらを明確にしていくために実際に現役の先生方へトライアルを実施しました。
トライアルでは、以下の観点を明確にすることを意識して、実施しました。
①どのような体制だと先生は安心してサービスを利用できるか。
②ボランティアスタッフは相談の専門家ではないなかで、必要となる観点・知識はなにか。
5. コールアス始動!!
トライアルも無事終え、いよいよサービスイン!
横須賀市でのコールアス展開を行うべく、引き続き活動を続けています。
サービスインは2024年1月予定です!
今後の動きもまたNoteに記載していくので、ぜひご覧ください^^
コールアスへのお問合せは以下からお願いします!
Platfarm:
ご連絡は下記よりお気軽にお願いいたします!
LINE:
Mail:
callus@platfarm.org
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