唐突にここ2ヶ月ぐらいで見たお笑いライブ書いてく①
なんかイキったコラムみたいなのばっかり書いてて、気がついたら2ヶ月ぐらいライブの感想ブログを書いてなかった。いつもより大容量ブログです。
それでは、張り切ってどうぞ!
【5月】
(配信)一答必殺大喜利「徒手空拳2」
一対一、一答のみで戦う超ストイック大喜利ライブ。野澤さんが出てるのに会場に行けなかったやつ。
「徒手空拳」初登場で、ふらっと現れて対戦相手の先輩たちをなぎ倒していく野澤さん。客も演者も「なんかやべえやつきた!?!」みたいな感じでザワついてて、得体の知れない強敵キャラ感あって最高にかっこよかったな。いっつもヘラヘラしてるかダラダラしてるけど、野澤輸出はこんなに賢面白(かしこおもしろ)いんだぜ・・・・好きだ・・・・・・
昔、∞ホールのライブで「おのれ」という大喜利ライブをやってて、そのときに又吉さんやポイズン吉田さんの回答を見て「大喜利って超かっけえ〜〜〜〜!!」と思って育ったから、決勝で野澤さんと又吉さんの対決が見れて超〜〜〜しびれたな。今まで見てきたお笑い歴史の中で、個人的にすごく感慨深いライブでした。
5/13 「野澤輸出のサシ大喜利」
ギリギリまで「未定」だったゲストがヨネダの誠ちゃんになって大歓喜したサシ大喜利。
冒頭から誠ちゃんが「あんまり大喜利得意じゃないのでおしえてほしいです・・・」ってビビってたのが意外だったけど、やってみたら「大喜利が得意じゃない」というより「トリッキーすぎてこっちがビビる」みたいなタイプだった。
誠ちゃんの「こういうのは・・・?」って控えめに出す回答に全部笑ってる野澤さんを見て、野澤さんがいつも言う「なんでもおもしろい」のお笑い観みたいなものがやっぱり大好きやな〜と思った。二人が考えてる静かな時間、クイーンズ・ギャンビットのワンシーンを彷彿とさせる良さがあった。映画みたいだったんだよ、なんか。
大喜利関係ないけどそのとき話してた誠ちゃんの幼少期エピソードがあまりにも誠ちゃんすぎたので置いときます。
5/15 「神保町よしもとお笑いライブ」「令和ロマンのR2D2」
神保町の週末公演のゲストにダイヤモンドが出て、しかも夜にR2D2があるってことで半日神保町でダラダラした。関係ないけど、神保町はえげつないぐらい芸人がウロウロしてて、もう富士サファリパークだった。近すぎちゃってどうしよう。たまたま通りかかったタイミングで中野なかるてぃんが出てきた中華料理屋でご飯食べた。
(昼公演)
えらいんで、やったネタをメモる癖をつけるようにしました。えらい。(特に好きなのだけメモってた)
誠ちゃんが「プロのおみこファーになりたいと思わない?」って言った瞬間客席がザワついて、全員このネタ好きなんだな・・・と察した。ちなみにダイヤモンドのつかみも「え?もしかしてプロのおみこファー?」だった。おみこファー、めっちゃおもしろいもんな。そりゃあ好きだよね。
10億円はツギクルでやってた(パンポテ谷くんに「おスベリちゃん」と言われた)ネタ。神保町ではウケてたのにね・・・なんでだろうね・・・わたしは大好きなんだけどね・・・。
あと、個人的には特におミュータンツとオダウエダのコントがバカでくだらなくてしつこくてめちゃくちゃおもしろかった。わたしは基本的に小学生みたいな下ネタとボケがしつこいネタが大っ好きだ。
(夜公演)
ゲスト・Gパンパンダ。初めて生で見るGパンパンダ、率直に言うとモデルみてえなやつらだなと思った。
R2D2では、毎回ゲストと令和ロマンがネタを一本ずつ書きあう企画をやってて、このときのGパンパンダの漫才(令和ロマン作)がすんんんんごかった。
もう多分永久に見ることはできないのでネタバレしますけど「天才がゆえにどんな質問にもトリッキーに答えるいっぺー、を実は操っている星野」っていうコントみたいな設定の漫才。コント師だからできるネタだし、「いっぺー」だからできる新しいタイプの当て書き漫才だった。
ネタ終わりで星野が「俺がいっぺーを操ってる設定だったけど、令和ロマンが書いたネタだから実際は俺自身も令和ロマンに操られてるのかと思うと怖かった」って言ってたけど確かに…もうほぼ「意味がわかると怖い話」じゃん……
コーナーでは、星野が赤Tシャツにブルーのジーパンを履いてしまったばっかりにチョキピースせざるをえなくなったり、いっぺーが「Gパンパンダの”お笑い”も”数字”も星野のじゃん!!俺、お笑いできないよ!!」と泣き出したり、すごい情緒もボケ数も騒がしいライブだった。笑いすぎて疲れた。R2D2って毎回完売してる印象だけど、これは確かに通うわと思った。リピーター率99%ぐらいなんじゃないか。
5/19 「POISON吉田が1人と漫才」
ポイズン吉田さんが定期的に開催している即興漫才改変(?)ライブ。ゲスト紹介のツイートが最高で泣きそうになっちゃった。
今回は「数字ボケとそれに合うツッコミワードだけでなんとかしてみよう」のテーマで、一つの漫才の中でお互いに数字ボケを重ねていくんだけど、途中から「相手の”こうツッコんでほしい”をいかに察することができるか」という寄り添い合いになったりとおもしろかった。
漫才ができていく過程というか、大好きな二人の頭がリアルタイムでぐるんぐるん回ってるとこが見れて、これはオタク得が多いライブだ・・・と思った。「やろうと思えばずっとできるね、と袖で話してました」と吉田さんが言っててほっこりした。でも冷静に考えると、ふたりともなんちゅうお笑い変態だ・・・・
あとめちゃくちゃうれしかったのが「もしかして、キムタク?」「ちょ待てよ」のツカミをやってくれたこと。吉田さんが「あのツカミが好きすぎてやってみたかった」って、うれしくて蒸発しちゃいそうになったな。
なんかツイート見つけらんなかったけど、野澤さんも「高校生の頃から憧れてた吉田さんと漫才します!」って言ってて、またしても感慨深々(かんがいふかぶか)ライブでした。
5/22 「漫才至上主義」
一緒に行く予定の子が行けなくなり、大学の友だちを誘った。お笑いライブ初めて!な友だちを連れてくにはちょっと渋めのメンツだけど「絶対におもしろいことだけ確定してるから!!」と伝えてついてきてもらった。
黒帯が2本ともとんでも面白く、とんでもなくウケてた。そのあとの黒帯会議で大西さんが「新幹線で大阪帰るときに、東京で死ぬほどウケたのは忘れるようにしてる。どうせ帰ったらウケへんから」って言ってたぐらいウケ量に差がある、というか、とにかく黒帯は”東京で”ウケすぎるらしい。逆にあんなにおもしろいのにウケない大阪どうなってんだとも思うけどな。()
そして、初お笑いライブにして「ダイヤモンドの二本目のネタおもしろかった!」って言ってくるわたしの友だち、めちゃくちゃお笑い見るセンスあって好き……。「想像」って特にダイヤモンド好きな人が好きなネタが気がするんだけど、このお笑いが伝わってる嬉しさと愛しさと切なさと心強さよ。これだからわたしの友だちはラブリーなんだ。
メモ:小野が無茶振る「キテレツ〜!」がウケました。東京はあったかいです。
5月分終わり!
ダイヤモンドの単独に始まり漫才至上主義で締まる素晴らしい5月でございました。(ホテル療養さえなければ三八紳士もマネしたい-1グランプリも見れたのにクソ)
②へつづく