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【D-112】シンクロニシティ単独ライブ「僕らの旗」
いきました!
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もう3度目かあ〜。
シンクロニシティってあんまり単独ライブをやらないタイプの芸人だと勝手に思っていたので、プロになってからの1年半あまりで3回もやってくれるの意外だしとてもうれしいです。
それでいて毎回、年に一度の一大イベントぐらいの気合いの入った仕込みがなされていて尊敬します。オープニング映像の手の込み具合にいつも感動します。
単独タイトルが「おわりのはじまり」→「さいごのきぼう」→「僕らの旗」という変遷で、今回のモチーフが20世紀少年のともだちみたいなマークだったので、この3回でシンクロニシティが地球に上陸し、世界征服し、ここをキャンプ地とする!って旗を立てたというあらすじですね(という妄想です)
ネタ8本。最近別のライブで見たネタもありましたが新ネタと一緒に単独ライブというパッケージにおさめられると「今のシンクロニシティ」という見え方になって、なんかシングルからのフルアルバムって感じがして良かったです。
全部良かったですが2本目・3本目は特に好きでした。こんなに日本語を題材にしたネタを大量に持ってるのにまだ日本語のおもしろさ引き出せるのかよという感動がありました。Wミーニングの隠し方と見せ方が相変わらず上手すぎて華麗で天才的だなあと思います。
そしてあとは2人の人柄というかキャラクターありきでお笑いが成立していることもうれしかった。西野といえばこれ、よしおかといえばこれ、というのがファンの中でちゃんと確立しているといううえで、単独でしか見れない遊び心あるネタ(野球のネタ)をやってくれることが本当にうれしい。
これは芸人一本でやってないとできないことだなと思います。(本当にプロになってくれてありがとうございます)
かつ、これまでの社会人経験がある2人だからこそ言える表現みたいなのも増えていて感動しました。
なんというか、そういうのが"人"を感じるポイントになってるところに、漫才ってめちゃくちゃ人生反映されるんだなと思って勝手に感慨深くなってしまいました。芸人になったからこそ言えたみたいな面もあると思うので。
最後になりますがコーナー映像の「よしおかは何回二重跳びできるでしょうか」のときの、選択肢多すぎて画面からはみ出てるやつ、よしおかさんの個人YouTubeっぽさを感じて興奮しました。よしおかさんの変なお笑いの部分もっと見たい、見たい、見たいです……!
サインボールを投げてもらえるって客からしたらとても嬉しいことなんですけど、うまいことキャッチされなくてボール当たっちゃった人に「すいません本当すいません」と腰の低く謝罪する西野さんの背景には完全に役所の風景見えてました。
シンクロニシティさん、これからも大好きです!