名乗るほどのものでもある

推しは藤井風、たまに、いろいろ。

名乗るほどのものでもある

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最近の記事

宣教師ニコライと日本ハリストス正教会 講師:澤田和彦

まず、ニコライ堂のニコライさんとは宣教師のニコライさんだったことを初めて知った ずっとニコライ皇帝だと思い込んでいた  宣教師として日本に来てから帰国はたったの2回で、その生涯を日本で閉じたニコライさん 日露戦争でも日本に居続けて、布教活動をやめなかった 日本各地に出向き、その日記は今では当時の日本の貴重な資料となっている 日記の保存先がなんとロシアであったことにも驚く  だれかが慎重に運んだのだろう 全訳、抄訳があり、日本語でも読むことができる 旧暦、新暦と年号も明記さ

    • 眠る力が欲しい

      歳をとるとともに睡眠時間が短くても平気になってきた  日の出とともに🌅目覚めてしまう 年寄りって早起きなんだわー そう、わたしも年寄りに近づいている 少なくとも若者ではない 子どもが若者だし わたしは若者の親なんだよね だから睡眠記録をつけてみる とてもシンプルに、日付と寝た時間と起きた時間を記録するだけ 何か変わってくるかな わくわくの夏です お昼寝もつけようっと

      ¥100
      • 「論語」と社会問題

        中国学研究者 長島 猛人先生 論語とは時代により様々な利用をされてきた 日本に入ってきたのは応人、仁徳天皇の時代からだと推察される 博士たちによる口伝だった 木簡に書かれた文字を暗記していた  まずは政治の書として 平安時代には教養の書として  17条の憲法は論語から 聖徳太子のブレーンである渡来人、帰化人に論語の使い手が居たはず 中宮定子のブレーンが清少納言  中宮彰子のブレーンが紫式部 文選だった 江戸時代には道徳の書として 幕末には経営の書として 筆写して

        • 森田実先生の思想と行動を探るⅡ

          千葉義夫先生 東日本国際大学 記念地球文明研究所所長  参考図書 中庸思想の源流 孔子とアリストテレス 森田実  中庸思想の源流 孔子とアリストテレス | 論創社 (ronso.co.jp) 倫理の時間に使われている本 すべて最初から最後まで読む必要はなく、パッと開いたところを読み、眠くなったら閉じるでよい 年齢を重ねればわかることがある  森田実 静岡県伊東市出身 地元の名家に生まれる 中高一貫校の相洋中、相洋高校 東京大学工学部鉱山学科卒 東大在学中に日本共産党に入