mMは幅広letter 3月ですMarch
小文字のmも大文字のMもアルファベットの中では、Wに次いで幅広となります。
ちょっと清書が気にいらいなあ。。。
全てが満足行く清書にはならず。。。
気を取り直して、このmMを歴史順に見ると。。。
ROMAN →Gothic →Bookhand(Humanist) → Italic → Frakture → Copperplates
となるので。。。( Italicとfractureは拡まった地域が、前者はイタリア、後者はドイツというふうに、なので、年代的には、ある程度かぶっているし、それぞれの書体が消失はして次へではないと思われます。ゴシック体は中世の頃から南系とドイツ方面で形は変わっていったようです。。。)
という事で、
Copperplatesの小文字のmの形も過去の書体の発展だと腑に落ちると思います。
小文字のmも大文字のMも他の文字(letter)より1.5倍位の幅広のイメージです。
先月の東京の帰りに駅で買った「1日1枚で身につく世界の教養365」
この最初のページに書いてあったアルファベットについての教養
エジプト時代にヒエログリフから簡略化された文字がアルファベット
エジプト人以外に文字で命令を伝える為に、物凄い数のヒエログリフを覚えさせるのは
時間がかかるから、簡略化され、覚え易い形のアルファベットが作られました。
すなわち
記号化された美しい形が、各地域に広がり、
カリグラフィー書体として、ペンの特徴を活かして書く、
その時代の各地域の文化と共に美術や建築の形に影響を受けて、
美しい書体が色々と生まれ、現在に至っているのだなぁと思います。
イタリック体のMの2ストローク目
ライン出しの形、迷います
Mの左側の山から右下に傾斜部分、微妙に凹ますか?添わせて膨らむのか?
大文字は小文字に比べて自由度が高いので、どちらでもありです。
ただし左右の山の底辺の部分、そのspaceの見た目の空間は均等が美しい
幅広のmMだから山と山の空間のspaceが同じ
西洋の美の基準、シンメトリー形(左右対照)
特にクラシックなカリグラフィーの美の基準のように思います。
モダンスタイルカリグラフィーは、日本的な美のように私は感じています。
アシンメトリー(左右非対称)的で、更に即興性が増しているように思います。
カリグラフィーである為には、モダンスタイルもペンの特徴を活かして、
美しいカリグラフィーを目指して書いていきたいです。
次回は、書く書体の基本となる大きさの一つ、nNです。
to be continued...