【大企業✕新規事業】元気な若手が疲れていく身近な話
最近、仕事で周りを見わたしたときそう感じたので私なりの見解を残しておきたいと思います。
どうも、こんにちは!あやこです(^^)♪
まず、私のはたらき方は、一歳児を育てながらの時短中(勤務時間:6時間)。
なんだかんだ忙しいので昼休みがなくなったり、
残業の結果フルタイムじゃん!ということも。
ただ育休明けの復帰先が5年以上つとめた部署で
勝手がわかるのでそれなりにやれてます。
若手が今の職場で疲れちゃうワケ
最近、私よりも若い世代とはたらく中で疲れちゃって悩んだりお休みするパターンが続出しております。
担当のキーワードを上げると
「新規事業✕先進技術✕大企業」という感じ。
転職・異動の市場においてはワクワク感の大きいチームです。
多くは大企業の形式的な仕事に息詰まり、新しいことにチャレンジしたい!とヤル気をもって新規参加する若手が多数なのです。
が、ヤル気満々だった彼らはなぜ突然疲れてしまうのでしょうか。
私は2つ理由があるのではないかと思っています。
新規事業は想像以上にぐちゃぐちゃ
もっとできるという自分への期待
この2つが重なることで「思ってたのと違う」「自分は何をしてるのだろうか」というモヤモヤ感が募るのだと考えました。
それぞれもう少し詳しく書いていきます。
新規事業は想像以上にぐちゃぐちゃ
大企業の典型的な職場では固いルールもあり、人もたくさんいて分業がうまく回っていることが多いです。成長意欲の高い若手社員は毎日ルーティン化された仕事や所掌範囲の狭さをおもしろくないと感じ、楽しくやりがいのある仕事を求め始めます。
一方、新規事業を推進する職場では分担の線引きも明確ではなく、個の力でギリギリ回しながら試行錯誤するのが実態です。
私たちは、企業成長のライフサイクルでいうと成長期であり、チームビルディングの世界では混乱期にいると考えています。(下図参照)
ここでひと踏ん張りすれば大きくなる可能性も秘めていますが、約5年も続けばいろんな立場や意見があり、人は増えたがルール整備や管理が追いついていない状態です。
今いる組織やビジネス状態を正しく理解することが疲弊や不要な欠員を出さないことにつながるのではないかと考えています。
数年先に軌道に乗るビジネスでも、短期的な結果も求められるし、現時点で成功するかは誰も分からず、楽しいことばかりではありません。
もっとできるという自分への期待
ここまで書いたように組織が混沌とする期間があるのは当然ということが私も理解することができました。各メンバーにおいては、ある種開き直りのようなことも必要になってくるかもしれません。
まず前例のない事業に取り組んでいるので、全員が手探りで誰も正解を知りません。しかし、やる気のある若手や新規参画者はわからないことに対してモヤモヤした結果、無謀な領域にまで一人でがんばってしまう傾向があるように感じます。
また現況がわからないことが自分のせいだと思ってしまうようです。
もっと無邪気に質問したり、人に頼ったりしてもいいんですが、テレワークの環境も相まってひとりで抱え込んでいるよえに思います。
解決策は状況を正しく理解して、意見をぶつけ合って、同じ方向を向くこと?
それができれば、だれも苦労しない!
実は私がこのあたりを解決する役割を担っているので、情報共有の場を増やしたり、上位層が意見をぶつけ合う場を作ったりひとつひとつ対処をしていきます。
地道な活動ではありますが、うまくいったときにはその記事を書けるようにしようと思います。
さいごに
がんばりたいのにうまくいかないと感じている人に伝えられることは、一人で5分悩んでわからないことはそれ以上悩まない、それが今の自分と受け入れて人に甘える。これに尽きると思います。
そしてわからないことが本人の責任である可能性は限りなくゼロに近いのではないでしょうか。
なぜなら、組織側がわかるように伝えられないことに原因があることがほとんどだからです。
暗い内容も含まれますが、楽しく仕事をしたい一心で、最近思ったことを残してみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また(^^)♪