買い物依存症
こんにちは。
どうしても視界的に接触せざるを得ない方で、買い物依存症の方がいらっしゃいます。
買い物依存症の方は、買うことに快感を得て、買った後は興味をなくし、買ったものを放置するようです。
よって、空間が圧迫され、周囲に迷惑が掛かります。
視界的な刺激というのは、恐ろしいもので、精神的な悪影響は周囲を巻き込みます。
私個人はミニマリスト気質、両親はむしろ美的感覚が優れ、どちらかというと親の影響で芸術性や美的感覚を養ってきた部分も多かったので、混み入った言動やカオスの空間が常態化している方というのは、とても苦手です。
空間だけではなく、焦燥感に溢れ、人望のないその方のオーラそのものに抵抗が出始め、ふとした時に思い出すことがあれば、呼吸が苦しくなります。
買い物依存症というのは、人との繋がりに空虚感があったり、心の寂しさの問題から生じるものだそうですが、承認欲求、自己顕示欲も強い方で、日常に刺激を求め、いつも誰かや何かを追い求めて、外へ外へとエネルギーが向く方のようです。
しかし、極端に自己管理能力が低いためか、肥満で、私物や自分の体型の管理、内側を整える事に気持ちが向くことがないのか、成熟することがありません。
おひとり身で、休日は、デパート巡り、物を売却したり、物があふれかえった家にいられないため、また外出し、買い物を繰り返すそうです。
その方の生き方、楽しみなので自由なのですが、問題は、ご自身の生活に加え、ご家族、周囲にも悪影響がでていることですが、ご本人は深刻な自覚もなく、そうしたことが日常であるため、捨てることもしない、溜め込み症のまま、その方のデスク、車の中、すべてどこでも時間とともに物が溢れていきます。そして管理することがないため、埃やら、清潔でない空間が広がっていきます。
個人の生き方は自由なのですが、破滅的なレベルになると、周りを巻き込む依存症の一つです。
不安や苛立ち、ストレスをうまく解消できずに、むやみやたらに買い物をすることで発散したつもりでも、それは一時的なもので、その後の落ち込みや不快感、不安はまた別の形で周囲へと発散され、演技性、かまってちゃんとして、誰かの気を引こうと虚言癖や大げさな言動等、病的な症状があらわれます。
改めて、健全で健康的な暮らしには、心の余裕、空間の余裕というものを意識することは、必要なのではないかと思った次第です。
年末までに、不要なものは手放し、気持ちだけでも浄化し、すっきりさせたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
今日もよい一日を。