2023‐24のアースフレンズ東京Zを応援していて楽しかった話
25勝27敗。10位。プレーオフまであと少しのところで届かず。
けど…、
私のアスフレ応援史上最も楽しいシーズンでした。それは何でだったんだろう?ということを書き起こしていこうと思います。
ここでは、応援して楽しかった度合いを「ワクワク度」として検証していきます。
1.シンプルに勝率が上がったからワクワクした?
勝/負(勝率%)で表記すると、
23-24(シーズン)→25/27(48.1)
22-23→14/46(23.3)
勝ち数で+11、勝率は倍以上のUPという結果でした。シンプルに勝ち星数も勝率も上がったことがワクワク度の向上につながったと考えられます。
さらに、勝ち星をホーム/アウェイで分けると、
23-24→14/11
22-23→7/7
23-24シーズンはホームで取った星が多くなっています。
ホーム開催勝率でいうと、
23-24→58.3%
22-23→23.3%
ホームでより多くの勝利を見せてくれたことが分かります。
これは間違いなくワクワク度の向上に直結する数字だと思います。
では逆に、アウェイ開催ではどうだったの?というと
23-24→39.3%
22-23→23.3%
となり、「2節見に行って1つ勝つかどうか」だった22-23に対して、「2節行けば間違いなく一つは勝つ」という23-24でした。実際、アウェイに行く人、少し増えたんじゃないかと思います。私も割と行きましたし。
2.負けてもワクワクした?
勝ち負けがつく以上、「負け方」って大事だと思っています。
負け方によって、初見のお客さんの印象が変わるからです。
ひどい負け方をすればリピート率は低下するし、最後の1秒まで楽しめる試合での負けなら、もう一回見に来てもいいかも?ってなると思います。
最低限、楽しくなかったらもう一回来ようとは思わないでしょうし。
そんなわけで、負け試合の点差を「平均/最大」で表すと、
23-24→10.0/28
22-23→20.5/49
もう少し統計的にやれば(←やれよw)、すっきり分かりやすく表現できるのですが、23-24のほうが、最後まで戦って負けた試合が多かったといえると思います。これは実感ともよく合います。
最後の10分からワクワクできなかった試合、最後の1分までワクワクできた試合、次につながるのはどちらでしょうか?
3.尖った戦術にワクワクした?
ここからはヘビーユーザー寄りのお話。
プレーオフ進出こそ逃したものの、一試合当たりの3P成功数が10.6本と、B3ではトップの数字をたたき出したのが、23-24モデルのアスフレでした。
順位は中なんだけど、3Pを一番決めるチーム、尖ってて面白くないですか?
チーム内にシュートを打つ時の「序列」を感じさせない、打つべきタイミングでボールが来たら、全員がシュートを打つという感覚がとてもリズムのいいバスケットに繋がっていました。「全員で作って全員が打つ」、キャメロン・パーカーがめっちゃ持つバスケットの裏で、実は超役割バスケが展開されていたというのが影の特徴でした。
尖った戦術といえば、20試合に1回くらい発動する、サンバさんvs相手ウイングのマッチアップで駆け引きする「高さvs速さミスマッチチキンレース」も個人的にはワクワクしながら見てました。
4.まとめ
まとめると以下の通り
・ホームアウェイともに勝率が上がった。
・負け試合でもブローアウトが激減し、最後までワクワクする試合が増えた
・3Pがガンガン入る戦術で客を魅了できた
アスフレ的にはこの流れから、
・全員で役割を全うして勝利を目指すバスケ
・エッジの効いた、観る者を魅了する戦術
みたいな特徴を前面に出す感じでいいのかなと感じたシーズンでした。