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真実とはなにか

真実とは何か?すでに真実がある前提ではなく、これから真実をともに創造していくもの。

彼とたわいもない会話をしながら、ゆっくり食事する時間が大好きだ。居心地のいい場所で、居心地のいい人と笑い合う幸せ。最近あったこんなことやあんなこと、本や映画、仕事での一幕、何でもない対話から、ある日真実の話になった。

真実はあるのか

たとえば、宗教では神を信じれば報われる、地獄に落ちないようにあなたを助けたい。人間は罪を犯した前提がある。少なくとも私の解釈や感じるところは、この行いをすれば良い、悪いとジャッジされる。それは、本当か?
これが正しいという答えがあるわけではなく、真実などないのではないか。すでにある型にはめられるのは嫌だ。誰の何の基準で判断されなくてはならないのか?わかりやすいものやすでにある形に乗っかる方が楽なのかもしれない。ただ、私はまだ目に見えなくても、明確な答えがなくもやもやとしていても、わからないことを楽しみたい。これが答えなのだと決めつけてしまっては、それ以上のものは得られないし、答えがわかっていたら楽しくない。真実は、これから一緒に作っていくもの。その方が未来への希望が持てる。


まわりからの理解

彼との関係を5年続けてきて、まわりからはあまり理解されない。一般的な幸せの形とは違うし、メリットデメリットで考えたら、何を得られるの?と思われても仕方ない。何度も人と比較したり、動かない現実を嘆いたり、苛立ち、揺れ動かされてきた。「若くて可愛いのにもったいない。絶対他にもっといい人がいる。」悪気なく(私のことを思って)、何度も言われてきた。今回もそんな言葉をかけられ、違和感があったのだろう。
2~3週間ぶりにやっと会えた彼に「なんで私があなたのことかばわないといけないの?」と怒りをぶつけてしまった。会った瞬間「なんか嫌。ムカつく。」何の文脈もなく、突然ムカつかれて、会えることを楽しみにしていてくれた彼は、思いもしないジャブが飛んできてうろたえた。どうしたらいい?言葉にならない違和感を、無言で共有するふたり。
結局、すぐに「あれ?なんだっけ?」と切り替えられ、仲直りした。もし、嫌悪やもやもやを隠したり、偽ってニコニコ何もなかったかのようにしたら、不信感が募るだろう。違和感を言えない自分を後回しにして、傷つけることになる。それでは、自分を大切にしていない。むしろ、なんとなく嫌な気持ちを、ぶつけられる相手がいることがありがたい。

どんな真実を創っていくか

さて、私たちには、どんな真実があるのか?
ずっと探していたもう片方の自分に出会ってしまった真実、魂で共鳴して、愛し合い、奇跡を紡いできたプロセス。まだ見ぬ、ふたりが創り出す新しい関係性、パートナーシップ、空間、場、仕事、仲間、コミュニティ、エネルギー。どういう場で、どんな人たちと、新しい価値を生み出していけるのか?それはまだわからない。わからないことが、ワクワクする。急ぐこともなければ、形にこだわらない。必要な時に、必要なことが起こる。風の時代、目に見えないなにかを一緒に創りだし、気づかぬうちにあっという間に実現しようじゃないか。これが、私たちのCo-creation(共創)の旅。

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