おすすめのワインサイト 〜Wine Advocate〜
「お互いが理解できる言葉をさがすのである」
「なにしろ味覚というのは、非常に個人的なものだ」
(ロバート・モンダヴィ 最高のワインをめざして より)
ワイン関連でおすすめするネットサイトは、Robert Parker Wine Advocateです。ワインの評価が掲載されています。
もともとは、ロバート パーカーがはじめたものでしたが、2019年にはミシュランに買収されました。
このサイト、無料で登録が可能です。無料登録の場合には、得られる情報は限られますが、結構遊べます (嬉)。無料登録の後、データをもっと分析したいと思った方のみ、お金を支払う登録を考えればよいと思います (1ヶ月無料キャンペーンを実施中のようです)。
たとえば、以下のようなことがわかります。
クイズ形式にしてみましたので、よろしければYesあるいはNoでおたのしみください (答えは下に)。
Q1: これまでに評価されてきたアメリカワインの品種は100種類以上ある。
Q2: これまでに100点をとったアメリカワインの品種のベスト3は、カベルネソーヴィニョン、シャルドネ、シラーである。
Q3: これまでに100点をとったアメリカワインはカリフォルニア州のものだけである。
Q4: これまでに100点をとったアメリカの白ワイン (dry) はカリフォルニア州のものだけである。
Q5: これまでに評価されたアメリカの甘口ワインで100点をとったワイナリーは存在しない。
Q6: これまでに評価されたアメリカのロゼで100点をとったワイナリーは存在しない。
Q7: これまでに評価されたアメリカのスパークリングで100点をとったワイナリーは存在しない。
Q8: これまでに評価されたアメリカワインで100点をいちばん多くとったヴィンテージは2013年である。
Q9: これまでに評価されたアメリカワインで50点台だったものは存在しない。
Q10: これまでに評価されたアメリカワインで評価不能とされたものは50本以上ある。
Q11: ロマネ コンティがこれまでに100点をとった回数は13回である。
パーカーも人間ですので、その評価には批判も多々あるかと思いますが、わたしは結構信者です (笑)。
【答え】
A1: Yes (驚くことに、126種類です)
A2: Yes (ちなみに4位はグルナッシュです)
A3: No (ワシントン州のワインも満点をとっています)
A4: Yes (今後期待されるのは、オレゴン州のシャルドネでしょうか…)
A5: No (Sine Qua Nonの白、Hundred Acreの赤が甘口で満点をとっています)
A6: Yes (ちなみに、ロゼの最高得点は96+点です)
A7: Yes (ちなみに、スパークリングの最高得点もロゼと同じワインで96+点です。新生Ultramarineの今後が楽しみです)
A8: Yes (ちなみに、2番は2016年、3番は2015年です)
A9: No (13本が50点台の評価でした)
A10: Yes (56本が評価不能とされました)
A11: No (正しくは3回です。このようにアメリカワイン以外でももちろんたのしめます。日本酒100点も…Soukou!)
(Photo by Franki Chamaki on Unsplash)