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Rhinoをどうやって習得してきたか又は習得しようとしているか

こちらの記事は以下の過去記事に付け足す予定だったんですが、加筆を重ねてると文脈がおかしくなったので素直に新しい記事にします。古い情報や内容の重複もあるけどまあ2つとも見といたら良いのでは。


Rhinoを覚えるのに役に立った書籍を、Grasshopperと切り離して別々に書こうとしてたけどRhino7からGHは標準装備になったので丁度よかった。

以下オススメ書籍です。(といってもRhino指南書はそんなに数がなく、Rhino業界(?)では有名だと思います)

Rhino × Grasshopper All in 1 パーフェクトリファレンス Rhino7対応(2022)
/監修 中島淳雄 著者 株式会社アプリクラフト 熊野優美 田上雅樹 兎澤睦子 金野圭祐/株式会社ラトルズ

Rhinoの基本操作(ver7からのSubDも含む)やGrasshopperの基礎も網羅した、現時点で一番オススメのRhino指南書。All in 1というだけのことはある。サンプルモデルや巻末の索引もあるので、分からない事があった時に辞書的に使うのも良い。初級~中級まで広範囲でカバーしてるのでこれからRhino始める人は買っといたら長くお世話になりそう。
こちらのGrasshopperの内容で物足りなくなったらコンピュテーショナルモデリング 入門から応用(後述)をオススメする。

上記のRhino×Grasshopper All in 1 パーフェクトリファレンスを見て、Grasshopperをもっと知りたい!ってなった人は以下がオススメ。

コンピュテーショナル・モデリング  入門から応用(2019)
/共著 中島 淳雄 髙木 秀太
/執筆協力 熊野 優美+田上 雅樹+金野 圭祐

Rhinoceros7から標準装備となったGrasshopperによるモデリングの基礎やデータ構造、Grasshopperのプラグインの使用例、スクリプト言語(?)Pythonを使ったモデリング等々、私的(Rhino歴10年ちょい)には中級~上級者向けの内容。
アルゴリズムで作るということ自体、新しい世界に踏み込んでいってるのでちょっとつまみ食いできるようになるだけでも日々のモデリングを時短したり、新たな発想を刺激してくれます。Pythonはもう全然分からん。

私なりのGrasshopper入門方法は、普段やってるRhino上の作業を一部GH上の動作に置き換えてみることです。
例えば、任意の直径で円を描く>任意の距離でextrudeする>capする、という3ステップ。
この操作をGH上に置き換えると、コマンド内容の数値部分(ここでは円の直径と掃引距離)部分をundo無しに後でいくらでも変更可能になります。これがどういうことか、各人の仕事に置き換えて想像を巡らせてほしい。(どういうことか をチュートリアルビデオにしたいが)
デザイン決定者と3Dモデラーが同一人物でない環境にいるモデラーにとっては、この1点だけでも大きなメリットを感じられるはず。

Grasshopperの凄さはもっと他にもあるんですが、私自身がまだ使いこなせてないのでこれ以上言及できません。
ただ、自分の仕事は今よりもっと早くなりそう、もっといろいろ出来るようになりそう、と非常に可能性を感じさせてくれるツールです。

ビギナー向けの紹介やチュートリアル作成は趣味でやってますので、今後も書いていきたい。

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