ゲームプレイ感想 Wo Long: Fallen Dynasty(ネタバレあり)
はじめに
はじめに
先日PS5を購入し、たまたまセールをやっていたWo Long: Fallen Dynastyを購入しました。
もともと気になっていたのもあって、ほぼ即決で購入しました。
とりあえずエンディングを迎えたので、感想を書いていこうかと思います。
注意事項(と言い訳)
一応タイトルにも記載していますが、ゲーム内のネタバレを含みます。
また、いわゆる「死にゲー」に分類されると思いますが、死にゲー自体は「仁王2」をちょこっとやったことがある程度なので、その点はご了承ください。
さらに、三国志の知識は断片的なものしか持ち合わせておらず、それも「真・三國無双シリーズ」によるものが多いのでその点もご容赦ください。
ざっくりとした感想
面白かったです。
感想
難易度について
簡単ではないですが、特別難しいというものでもないというレベルでした。
同ジャンルの「仁王2」との比較という形になりますが、それと比べるとかなり難易度は低いかなと思います。仁王がめちゃくちゃ難しいだけかもしれない。特に、最大2名までNPCを連れて行けるというのも大きいですね。敵からの攻撃が分散するだけでもかなり楽ですし、単純に火力の底上げにもなります。
最初は操作に慣れず雑魚敵にもかなり苦戦しましたが、中盤あたりから、よっぽどのことがない限り道中でやられることはあまりありませんでした。
ボスも初見で撃破できることもありました。
また、士気ランクと呼ばれるものがあり、道中で旗を立てて士気ランクを上げつつ、こちらの士気ランクよりも高い相手と戦わないように気をつけることも大切です。逆に旗をあまり立てずに進むことで歯ごたえのある戦闘ができますので、そのあたりを自分でコントロールできるのもいいかなと思います。
キャラクターについて
敵味方問わず個性のあるキャラクターばかりで、アクション以外のイベントシーンや会話も結構楽しめました。
キャラクターの性格とか言動とかの解釈については、さすがコーエーという感じですかね。
最初に出会う有名人の趙雲は流石のイケメンぶりですし、ヒロイン?の紅晶は可愛いし、袁紹も「なるほどな~」って感じでしたし、張遼は媒体ごとのキャラ造形のブレが少なくて安定してるなという感じでした。
架空の人物でありながら、呂布との絡みで有名な貂蝉については、「そうきたか~」ってなる解釈でした。
シナリオについて
三国志の流れをベースに、架空の存在である「丹薬」をめぐる争いをミックスした話になっていました。
いわゆる関羽千里行といった逸話がオミットされていたりと、省かれたり、独自の解釈が含まれたりしていますが、おおむね三国志序盤の流れを踏まえています。
最初、黄巾の乱や董卓の討伐をかなりじっくりやっていたので、この調子で三国志やってたらボリュームヤバいなと思いましたが、こっそりカンニングしたところ官渡の戦いまでとのことだったので、謎の安心感を抱いた記憶があります。
DLCでその後の戦いも描かれるようなので、機会があったらやってみたいです。
とはいえ、スタンスの違いがありつつも(特に)曹操、劉備が協力しているところから、対立というか違う道を進み始めるところを見るのはちょっと辛いっすね。
アクションについて
化勁(いわゆるパリィ)を中心に、まぁ死にゲーといった感じのアクションです。
「仁王2」と大きく異なる点は、通常攻撃では氣勢(いわゆるスタミナ、MPが合わさったもの)が減らないどころか、通常攻撃を当てると氣勢が回復する点ですかね。
基本的なアクションの流れとしては、ガードかダッシュで攻撃をかわし、大技を化勁の受け流したり通常攻撃で氣勢を削り、氣勢を削り切った(いわゆるブレイク状態にした)ところに絶脈という大ダメージを与える攻撃をきめるという感じです。
相手が赤く光った後に出てくる大技をタイミングよく化勁することで氣勢を大きく削ることができます。このあたりは死にゲーあるあるなんでしょうか。「仁王2」にも似たようなシステムがあります。
難易度のところでも書きましたが、最初は雑魚にも苦戦しますが、なれてしまえば初見のボスともそこそこに渡り合えるようになります。
その他仙術の徳の相性による打ち消しとかもありますが、そのあたりはあんまり意識しないでも大丈夫でした。攻略に詰まるようなら意識するといいかもしれません。
育成について
スキルポイントを割り振るタイプのものです。
敵を倒したりすることで入手するポイントを火・水・木・金・土の五徳に割り振るものです。中国が舞台だけあって、STRとかではなく、五行思想が取り入れられていますね。
それぞれにポイントを割り振っていき、割り振られた徳に応じてパラメーターが伸び、武器ごとに設定された徳のポイント数に応じて、その武器の攻撃力が上がるというものです。
また、仙術(いわゆる魔法、スキル)と呼ばれる技能を使う元にもなるため、使いたい仙術に必要なポイントを対応する徳に振っていくことも必要になります。
最初は振り直しができませんが、ある程度進めると拠点の里でノーコストで振り直しができるようになりますので、その点がよかったなと思います。
キャラクリエイトについて
徳の振り直しと同じタイミングでキャラクリエイトのやり直しが解禁されます。こちらもノーコストなので、気分を変えたくなったらすぐやることができます。
かなり自由度が高いので、ネットに上がっているレシピや外見コードを使って作っていました。
最初はなんとなく女性キャラにしていましたが、武将たちと共闘したり、絆を結んでいくシーンで浮いちゃうので、中盤からは男性キャラにしていました。
紅晶と並んでいるときは、美人の方が映える気がするので、そのあたりは好みですかね。
総評
死にゲーではありつつも、カジュアルに楽しめるかなぁという難易度でありながら、同行者を断る、旗を立てないなど自分で難易度を上げられるというバランスがいいですね。
三国志に詳しい人も、あんまり詳しくない人も、いろんな人に楽しんでほしいゲームだと思います。
おまけ
ビルドについて
いわゆる土徳ビルドにしていました。
大刀が個人的に使いやすかったのと、装備の重量上限が上がるため、土徳をメインで上げていました。
体力が上がりやすい木徳も20近くまで上げていたので、使いやすい槍をサブウエポンとして重宝しました。
また、弓矢等の遠距離攻撃も重要なので、水徳の少しだけ上げています。
大刀はそこそこの攻撃範囲と攻撃速度と攻撃力を持つので、雑魚戦、対多数、大型のボス戦で重宝しました。また、土徳により攻撃力が上がるので、攻撃力と防御力を両立させやすいです、タイマン性能も槍ほどではありませんが十分ありますので、困ったらお勧めしたい武器ですね。ただし、終盤に張遼とか劉備みたいな木徳のボスが続き、敵に土徳の仙術が打ち消されてしまうので、その点は注意です。
槍は通常攻撃の初段の出が早く、タイマンに向いた性能をしています。上述のとおり木徳により攻撃力が上がるので、攻撃力と体力を両立させやすい点もおすすめです。また、木徳には使いやすい仙術が多いので、その点もおすすめです。
ボスについて(ネタバレあり)
印象に残っているのは、最初のボスの張梁と、呂布(1回目)、終盤の劉備、一騎打ちイベントの張遼ですかね。
最初のボスの癖にやたら強い張梁は、ゲームに不慣れなのもあって何度もやられました。
呂布に至っては、あまりに強いので負けイベントか、半分削れば終わりだと勘違いするくらいには強かったですね。
終盤の劉備は、しばらくボス初見撃破が続いていたのと、同行者が2人もいるのに全然勝てなくて記憶に残っています。
一騎打ちイベントの張遼は、シナリオでは3人で囲んで倒しましたが、1対1だとめちゃめちゃ苦戦しましたね。
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