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日本製の安定感。全てをこなせる小型有線イヤホン、Final E4000 レビュー

こんにちは〜久々の投稿となってしまいましたが、今回は初めての試みとして、元々自分が持っていた Final E4000をオーディオマニアになった身としてレビューをしてみることにしました
新品を開封するわけではないので、汚れや傷が写真に見られるかもしれませんがご理解ください

「有線は取り回しが悪いから」と奥の方にしまってあったのですが、もったいなさすぎた…普段使いからガチ聞きまで全てこなせる神イヤホンでした
さすが16000円ほどするだけあるという感じです

外装・付属品など

青い汚れがついています、すみません…

パッケージは縦長の箱に本体が大きく印刷されたデザインで、中華系のメーカーにはない透明感を感じるデザインです
中にはもう一重黒い箱が入っており、その箱を開けると…

全体的に紙ならではのマットな質感

…焦らしてくる〜〜、上にはキャリングケース、下には付属品が紙でまとまったものが入っていました
箱の内部も全て紙で作られており、とても上質な印象でこれは開けた時相当嬉しい仕様!

正直無くてもいいパートだけど、写真供養のため

紙でまとめられている中には、イヤーチップやケース用のカラビナ、リケーブル用の端子引き抜き工具などが入っています

これだけとった時期が違うので色味が違います;;

よって中身は
・本体(ケーブル含む)
・ケース(カラビナ含む)
・イヤーチップ(5サイズ)
・工具類
・耳掛け補助器具
となりました
ケーブルが単品で購入すると8000円近いものを使っており、イヤーチップも1000円ほどするので、かなりお得感がある中身でした

本体

すごく綺麗

本体はかなり小型・軽量となっておりながら、アルミ製の筐体で高級感があります
また、本体とケーブル両方にLR表記があるので使いやすいです
一般的なカナル型の装着方法となるので、フィット感を確保しづらいですが、豊富なサイズのイヤーチップでそれを確保しています
さらに、付属の器具を使うことで耳掛けにも対応しています、マニアへの配慮もすごい…!

音質

今回も聞くにあたっては Fiio KA13を使用しています
付属のケーブルとイヤーピースを使用し、耳掛けはしませんでした

今回聴いた曲は、Awesome City Club/シャラランデブーと、Power Robinson/Something Comforting です

まず感じたのは、包み込むタイプの音場の広さ!
クセがない中で全体的な暖色傾向も相まって、ベースが広がる感覚があり落ち着きながらも臨場感があります
曲のイメージをそのまま伝えるイヤホンで、特にSomething Confortingは広がり、シンセの高音共にうまく表現しています
最近は差別化のためか極端なドンシャリであったり、ハーマンカーブで安定した音作りをしているイヤホンが多いですが、ハーマンカーブとも異なる音作りながらも安定しているという不思議な感覚です

暖色系ではあるので、ジャズや80年代ライクなサウンドとは特に相性がいいと思いました

また、クセがないためYoutubeなどの動画視聴にも向いており、耳掛けタイプではないため気軽に普段使いできることもメリットになると思いました
普段使いからガチオーディオまでこなせちゃう幅の広さが魅力です

まとめ

独自路線で素直な音を目指しているという印象で、Finalのこだわりを感じながらも場面や曲調を選ばない良作だと思いました
一方でケーブルに引っ張られて耳から落ちそうな印象も持ったので、長時間使用する場合は付属の器具で耳掛けとして使うのがいいと思いました

大きいイヤホン→音場が広いというイメージを持っていたので、いい意味でひっくり返されました 小さい筐体でもここまで広い音場が作れるんだ!! と衝撃です
自分の中で1軍入りは決定です!

今日はここまで!ありがとうございました

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