最後の家族旅行? 阿智村編
息子の足掛け6年に及ぶ野球生活が終わったので、
親と一緒に家族旅行に出かけるのも最後かな?
と思いながら犬たちと共に、神戸から3時間半ほどの
南長野の阿智村、昼神温泉にやって来ました。
周りは山々に囲まれ、旅館やホテルは30軒あまりの小さな村です。
ちょうどお昼頃に着いたので、最初のランチはお蕎麦で決まりでしょう。
3人前と天ぷら盛り合わせです。久しぶりに美味しい
お蕎麦と地元野菜の天ぷらを堪能。
幸先のいいスタートでした、笑。
ここ阿智村は、天空の楽園、日本一の星空といわれ、
ナイトツアーなんかもあるけど興味ナッシング。
食べる事、地元の野菜やフルーツ、
特産品なんかにしか興味がないので困ったもんです。
宿の真ん前にあった『おやきのえんまん』さん。
『うちのおやきは.腰を抜かすほど美味しいよ。』と
お話好きのご主人に引き込まれ??
おやきのうんちくを聞きながら炭火でおやきを焼いてくれた。
神戸の青谷出身で元甲子園球児、親の遺産を食い潰して勘当された話や『3500円も出して天空の星空ナイトツアーに参加しても何も星空なんて見えない。沖縄や北海道の方がたくさん見えるし、『日本一の星空』って言ったもん勝ちだよ。』と面白おかしくお喋りしてくれる。
肝心のお味は『腰を抜かさなかった』けど(笑)
冷凍品や土産物店なんかで売って物よりはるかに美味しい。
おやきに対して少し思い出があって、30年くらい前に
長野県の飯田市にある多店舗を経営している大きな和菓子屋さんの洋菓子部門に技術指導に行ったことがあった。そこで出された3時のおやつに、初めておやきなるものを食べた。地元の人が普通に食べてるお店の物で、
ちょっと感動的な味だった。その直後にデパートで信州の物産展があって食べたけど、似て非なるものだった。
あれ以降、何度か食べる機会はあったけど、あれ以上のものに出会ったことがない。
宿は、おやきのおじさんいわく、『30軒ほどある宿の中でも料理は三本の指に入る。』とお墨付き。
もちろんワンコも泊まれる。昭和感漂う旅館だけど、
ワンコにとても優しくて、リードを繋いで館内も歩けるし料金もかからない。グッズもたくさんあって至れり尽くせり。もちろん料理も美味しかった。
早朝6時から8時までに開催される朝市。
大層な賑わいだった。
さすが農業県。そしてフルーツ王国。短い時間にもかかわらず、ほぼほぼ完売してた。
自然豊かで人も優しい阿智村を後にして、
次の旅の目的地、軽井沢へ向かいました。
続く、、、