見出し画像

僕とCake.jpのハイケイ。

はじめまして。
株式会社Cake.jpの代表取締役、高橋優貴と申します。

激動の2020年を乗り越え、迎えた2021年。急速な変化とともに、弊社も大きな変革期を迎えています。そこで、コーポレートサイトやサービスサイト、SNSだけでなく、このnoteという場を借りてこれまでとは違った視点で活動や想いを発信してみよう、と思い、記事を書きはじめました。

この記念すべき第1回目の記事では、僕の会社が展開しているサービス『Cake.jp』や会社が生まれた経緯、そして僕がなぜnoteをはじめたのか、をお話しします。

本当は、最初に会社の話は置いといて、僕自身についてお話ししようかと思っていたんですが……結局仕事の話になってしまいそうなので、会社や事業のことをお伝えする中で少しずつ僕自身のことも知ってもらえたら嬉しいです。

■そもそもCake.jpって?

画像1

Cake.jpは、日本初、そして日本最大のケーキのネット通販プラットホームです。2021年1月現在で700店舗以上が加盟していて、全部で3000種類のスイーツを販売中。全国の洋菓子店のケーキを購入することも、手元の写真を転写したケーキやオリジナルケーキを注文することも可能で、お祝いの場や普段のデザートとして幅広く活用していただいています。

ケーキは、オリジナルの“崩れない梱包”に入れ、冷蔵・冷凍状態でご自宅まで配送(この“崩れない梱包”については、別記事でお話ししようと思います!)。最短当日に受け取れるということもあり、ありがたいことに日に日にユーザー登録数が増えています。

そしてこのプラットフォームを提供・運営しているのが、僕が代表を務める株式会社Cake.jpです。

全国の皆さんに美味しいスイーツを届けながら、コンビニスイーツの台頭、人口の都心一極集中、予測しきれない需要に対応する中で起きるフードロス……といった洋菓子店の皆さんが抱える問題を、このプラットフォームで解決する。そんな使命を背負いながら、サービスページの構築やネットワークの拡充を進めています。

■株式会社Cake.jpが生まれた背景とは?

Flash制作を軸に起業
高校卒業までは出身地である愛知県に住んでいましたが、大学入学を機に東京に引っ越し。そのときに働き始めたアルバイト先で、HPの制作方法や当時人気の技術だったFlashを学びました。

その頃は、ニーズのわりにFlashの技術者数が少なかったんです。それのおかげで大学生の僕も大手広告代理店などからお仕事をいただけるようになり、そのまま2008年に起業しました。そして翌年に法人化し誕生したのが「株式会社FLASH PARK」。株式会社Cake.jpの前身です。

3年目から人を採用するようになって、代理店からの受託案件だけでなく、中小企業のHP制作や運用を手がけるように事業スタイルを徐々に移行。下請けではなくこちらから営業をかけて、企業のお手伝いをさせてもらう機会を増やしていきました。

もともとデザインとプログラミングが好きだったこともあり、Flashに限らないデザイン全般の制作事業をスタート。アパレル、化粧品、食品、パチンコなど多業種の広告デザインをおこなうようになりました。その中でも、「ギフト」「お祝い」「ボランティア」などのエモーショナルな領域と自分たちのデザインの相性が良いことに気づき、「これらの領域で自分たちのサービスをつくりたい」という思いが芽生えていきました。

お祝い、そしてケーキの業界へ参入
そしてついに、そのギフト領域での事業として「Birthday Press」というECサイトを立ち上げました。お祝い関連のケーキ、花、お酒などを扱うサービスです。

サービスを展開する中で、新たな気づきがありました。それは、「ケーキ業界は多くの構造的な問題を抱えている」ということ。

1つ目は、洋菓子店舗の労働者目線の課題です。商品をショーケースに並べるための在庫超過で引き起こされるフードロス。また、売上の正確な予想が難しい中で当日中に製造をおこなう必要があるため、長時間労働になりやすいことも大きな課題として浮き彫りになっていました。

2つ目は、店舗経営者視点での課題です。前述の廃棄ロスの問題から、とがったデザインや味のスイーツをつくることが難しく、ショートケーキやモンブランといった需要の最大公約数である無難なスイーツをつくることが多くなる。その結果、年々お客さんのニーズとのミスマッチが起こっています。特にパティシエあがりの経営者は、製造や商品開発は得意でも、インターネット、集客、材料仕入れ、デリバリー、PR、金融などは苦手であるケースが多いため、得意なことに注力しきれていない実情がありました。

さらに、これらの課題に拍車をかけるように、コンビニスイーツの台頭、地方の人口減少、ユーザーニーズの細分化、原材料費の値上がり、新型コロナウイルスの流行など、外部環境は常に変化しています。

当社が販売サポートや機能提供をおこなうことで、廃棄ロスが減って生産性が上がり、得意なケーキ製造と開発に集中してもらえる環境をつくりたい。そして、今まで見たことがないようなスイーツがたくさん増えて、パティシエという夢のある職業がより魅力的になり、洋菓子店もお客さんもみんながハッピーになる世界観をつくっていきたい。そう思うようになりました。

こうして、「Birthday Press」は今のケーキ事業へと進化を遂げ、2017年1月に「Cake.jp」というサービスへ移行しました。このサービスの成長とともに、2020年6月に社名を「株式会社Cake.jp」へ変更。ケーキ通販プラットフォームを手がける企業として、さらなる発展を目指しています。

■“動きの背景”を共有したい!

自社工場、有名パティシエとのコラボや事業譲受、社名変更など、株式会社Cake.jpにはここ1〜2年でたくさんの動きがありました。こうした動きの背景にある考えや想いを、ぜひnoteを通して少しずつみなさんに知っていただけたらと思っています。

また、ユーザーとしてCake.jpをご利用いただいている方々にとっては、サービス提供者である「株式会社Cake.jp」および代表の「高橋優貴」はよくわからない存在ですよね。だからまずは、“僕のアタマの中”をお見せし、想いを共有することで、少しでも理解を深めていただきたい、より素敵なかたちで「Cake.jp」を利用していただけたらいいな、と思っています。

みなさん、どうか温かい目でご覧いただけると幸いです。これからよろしくお願いいたします!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?