パディントン2感想

パディントン2を観ました。(ネタバレあります)

やっぱり面白かったー! 噂には聞いていたけど1以上!
子供から大人まで楽しめる仕上がりですごく綺麗にまとまっていて完璧でした、美しい!
善人であれ。というメッセージがなんの嫌味もなく。
でもでもイングリッシュジョーク的な嫌味はそこかしこに。そこの塩梅がよいのでしょうね〜〜
イギリスは『大人』の国ですね。日本はどうしても無知なロリ的なものが賛美されますが。
人に親切であれというのは英国人にとっての理想・ポリシーなんだろうな……
それがカッコイイでしょという風情すら。


ハッピーエンドってわかっていても登場人物がツライ目にあうの、わりにツライ人間なのですが
(トトロでめいちゃんが迷子になるの耐えられません)

パディントン収監はあまり悲しくならなかったな……笑

家族が面会に来れなかった時はちょっとキたけど……

しかしなぜパディントンはムショ内でもママレードサンドいつでも持ってんの

ナックルズがママレードサンドの出来を悲観して、
どうせ俺はダメ人間、親父も言ってたさ!
みたいに激昂するシーンは可愛さ可哀想さでほろっとくる。
あの年齢になっても親父の言葉に傷ついている。大きな子供。
道を踏み外してしまった者 の悲哀。
多くは語られないキャラクターの人物像にも嘘がないから愛しい物語になる。
(現実的に言うと、ナックルズみたいに『親父』の言葉を口にできるだけ重症ではないと思う。回復の見込みがある。本当に辛いのは自分の辛さの原因も自分を傷つけた『何か』にも無自覚な状態、直視したくない、という状態)

悲しい人は甘い物や美味しいご飯、楽しいエンターテイメントで癒されてほしいし、少し癒されたら提供する側も体験するといい。深く大きく癒されて自分の人生がどんどん美味になる。人生を味わうのが苦痛だけではなくなる。

あと英国人は老若男女甘い物大好きとは聞いたけどほんとそうなんだね〜〜!
好きなスイーツは?って質問で盛り上がれるとか。いいなぁ…わかる…。そういう話がしたい。

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