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1972年リリースのアルバム#3 「Close to The Edge」
自分のブログで ”1972年リリースのアルバムでRateYourMusicのユーザ評価が高いもの” トップ50を調べてみた。
50年後に世界中のユーザーが振り返っての評価なので、リアルタイムでの評価・評判とはもちろん異なっている。
その1972年のリストのNo.3はイエス(Yes)の「Close to The Edge」(以下 危機)。
アラン・ホワイトが亡くなったことでも話題だし、そのイエスが50周年記念で来日して完全再現ライブをやるということでも話題の1枚である。
この「危機」はもう当時も今もイエスというかプログレッシブ・ロックも超えてロックの大名盤として認識されている通り。
たぶん、パンク時代に大袈裟すぎて中身がないというような批判を受けたことはあってもそれ以外で悪く言われた時期はないと思う。
前作の「こわれもの」が発売されてからあまり時間を置かずにリリースされたこと、前々作の「サード・アルバム(The Yes Album)」も前年に出たばかりということもあって、イエスは次々とアルバムを出していて、それも出すたびに前より良いという印象をみんな持っていたと思う。
だから次はもっと凄いんだろうと思ったら「イエスソングス」という3枚組ライブ(だからおいそれと買えない)、そして「海洋地形学の物語」。結果的に「危機」がピークだったけど、当時はそんなことも知る由もない。
ちなみに「危機」でのドラムはビル・ブラッフォード。先日亡くなったアラン・ホワイトは次の「イエスソングス」以降のドラマーである。
50年経っても未だに聴かれ続けるアルバムだし、再現ライブをやると言われれば行こうかなと思ってしまうほど長く愛される続けている傑作アルバムであるし、イエスのドラムはビル・ブラッフォード以外は認めない ”イエス原理主義者” にとってはイエスの究極のアルバムでもある。
1972の#2はこちら
https://note.com/cageokada/n/n0f04cbae3f50