"それ"が扉を叩く時(レビュー:『"それ"がいる森』)
オススメ度:★★★★☆
先週の『禁じられた遊び』に引き続き、今週も中田秀夫監督作品である。
中田監督は『女優霊』『リング』『仄暗い水の底から』などで知られたJホラー監督だ。……なのだが、最近の監督はどうも様子がおかしい。
さて、本作であるが、上の予告編を見ても分かる通り、"それ"の正体は徹底して隠されている。"それ"という名称からどうしてもわれわれはITのペニーワイズ的なものを想像してしまう。一方で、「最後までなんだか分からん感じで終わるんちゃうか?」という予想(懸念)もしてしまうだろうが、その点だけはハッキリ否定しておく。ちゃんと"それ"は現れる!
以下では、ネタバレを含めてレビューしていくので、問題のない方のみ続きを読まれたい。
本作は
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