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雑記:【朗報】遺族厚生年金、見直し検討
遺族厚生年金 子どもがいない夫婦の男女差なくす方向で検討へhttps://t.co/Yzls8sxPDp #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 24, 2024
会社員などが亡くなった際に配偶者らに支給される「遺族厚生年金」について、厚生労働省は、共働き世帯が増えたことなどから受け取る要件の男女差をなくし、現役世代で子どもがいない人の受給期間は、性別にかかわらず、5年間とする方向で検討に入りました。
「遺族厚生年金」は、厚生年金に加入している会社員などが亡くなった場合に配偶者らに年金が支給される制度ですが、子どもがいない夫婦の場合、受け取る要件に男女差があり、
▽女性は、夫が亡くなった時に30歳未満だった人は5年間、30歳以上だった人は、生涯にわたって受け取れる一方、
▽男性は、妻が亡くなった時に55歳未満だった人は受け取れません。
厚生労働省は、今の制度は夫が働いて妻を扶養するという世帯が多かったことを背景につくられたもので、共働き世帯が中心となっている実態にそぐわないとして、男女差を解消する方向で検討に入りました。
以前より「性差別では?」「共働きの実態にそぐわないのでは?」と言われていた遺族厚生年金が見直しの検討に入ったようだ。個人的には誠に結構なことだと思う。
まず、見れば分かる通り、従来は男性に甚だ不利であった。これまで共働き家族においては、夫が亡くなった時よりも、妻が亡くなった時の方が世帯の収入が少なくなっていた。なんの罰ゲームだ、という話である。
しかし、今回の見直しにより男性も問題なく受け取れるようになる。「子どもがいない場合は5年間」というのも妥当だろう。世帯収入の減少が5年間に限りカバーされるので、その間に単身生活に備えて状況を整えろ、という話だ。これまでも30歳以下の女性は同じ条件だったし、また、養育中の子どもがいる場合にはそもそも関係ない話である。子育てに関して不利になることはない。
だが、今回なにより大切なのは、これが男女の賃金格差の是正に繋がる(可能性がある)ことだ。
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