りゅうちぇる氏の件
まず断っておくと、本稿ではりゅうちぇる氏の自殺について、その原因をうんぬんしたり、誰かの責任を追及したりといったことはしない。一般的に言って、自殺の原因は複合的であるため、少なくとも現時点の情報において、特定の原因を想定した話をすることに意味を感じないからだ。
本稿では、りゅうちぇる氏に対する巷間(というかツイッター?)での評価と、その変遷を振り返りつつ、各事象に対しての私見を述べたいと思う。
■「男らしさ2.0」としてのりゅうちぇる氏
かつての私のりゅうちぇる氏に対するイメージは、「ナヨッとした変なキャラだけど芯は強そうな人」というもので、ペコ氏との恋人関係を公言しながら芸能活動を続ける姿も先進的に感じられていた。おそらく、この段階ではりゅうちぇる氏は広い層からふんわりとした好感を持たれていたのではないか、と思う。
りゅうちぇる氏に対する評価が強く分かれ始めたのは、結婚後、女性誌において「夫婦生活お悩み相談」的なものを行い始めた頃からだろうか。
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