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沖縄から日帰りでコミティア140に一般参加してきた

はじめに

ごきげんよう。
5/5はわたしの37回目の誕生日で、東京ビッグサイトではコミティア140が開催されました。

友人でBL作家のくもはばき先生のご厚意とわたしの勢いもあって、沖縄県外の同人イベントに初遠征することになったのですが、小5息子との調整がうまくいかず、日帰りでの敢行となりました。

結論から言いますと、
日帰りコミティアはやめとけ。

理由はこのあと書いている経緯読んでいただければ「そうよね」としか思わないと思うのでお時間あれば読んでほしいですが、マジで、真似しないでね、というのが結論です。そもそもやらねえな、という人は思考回路が正常です。
それでは、詳細を記します。

那覇から羽田へ

6時過ぎ、自宅からゆいレール最寄駅へ。
予定通りのモノレールに乗るも、意外と朝6時台に那覇空港へ向かう人が多かったです。
旅行の帰りっぽい人、空港で働いてるっぽい人、お仕事のようでビジネスバッグにスーツ姿の人…。

空港に着いたら、空港内のお店はまだほとんどやってなくて、今回ご挨拶する人たちには事前にオハコルテのサブレ買っといて良かった、英断、と心中で己を褒めました。まじえらい。

初めてのスカイマーク利用なので、チェックインの手順も違う(いつもは基本的にJAL)。
アワアワしながらスカイマークのチェックイン機で手続き。
映画のネット予約と発券するのと同じ感じで、思ったより簡単。よかった。素敵な時代だわ。

手荷物は持ち込めるサイズに収めたのでそのまま保安検査場へ。
やっぱり人が多い。思ってたより多い。

朝ご飯がまだだったので、保安検査場を抜けた先の、一番端の売店でジューシーおにぎりを買いました。
沖縄では炊き込みご飯をジューシーという(作り方は若干違うのかな?よくわかんない)のだけど、それに海苔を巻いておにぎりにしたのが2つと、たくあん2枚入ったパック。
搭乗口に行ったら、もうほぼ全員乗った後で、おにぎり買ってる場合じゃなかったかもw と少し焦りました。

前職で県内離島への出張が多かったせいで、飛行機に乗ると寝てしまう癖がついていたわたし。
飛行機乗るのも久しぶりだし今回は寝ないかな、と思ってたんですがやっぱり寝ました。
ただ、ここんとこ姿勢が良くないせいか、乗ってしばらく経ったあたりから腰が痛み始め。
肩周りも痛い。首も。背中も。うわ、座ってられない、横になりたい。
でもどうしようもないのでひたすら目を瞑る。

沖縄は前日に梅雨入りして、朝から雨も降っていました。
そのせいか、気流の影響で飛行機は結構揺れました。
その度にすかさず客室乗務員さんが機内アナウンスで「安全には影響ありません」と安心させてくれます。飛行機に乗ること自体が不安な乗客もいますもんね。うちの母とか。

種子島の近くを飛んでるあたりで、副操縦士のイナダさんの機内アナウンスが最高でした。
なんで種子島の近くあたりとわかったかって、イナダさんの素敵な案内で教えてくれたからです。
爽やかなイケボでわかりやすく、今日のフライトルートや、ジェット気流が後押ししてくれてて10分早く着きそうってこととか、風向きによってどう着陸するか30通りくらいあるよとか、このルートで天気がいいとこんな素敵な景色が見られますよ、って具合に、ワクワクするアナウンスをしてくれました。素敵だったな〜。またイナダさんの乗る飛行機に乗りたいな。

羽田からビッグサイトへ

さて、イナダさんのアナウンスが流れたとき以外ほとんど寝ていたわたし、羽田空港に着いたらまず、Yahoo!乗り換え案内アプリを起動。
アプリに表示されてる通りに移動したらだいたい時間通りかつ無事に到着するので、わたしはYahoo乗換案内に絶大の信頼を置いています。

東京モノレールで天王洲アイルへ。
そこからりんかい線で国際展示場へ。
そしてゆりかもめで東京ビッグサイト!

ビッグサイトなんもわからん、会場案内図見ても無事に会場にたどり着けるか不安、って思ってたんですがたくさん参加者いるからなんも心配せんと済みました。
案ずるより産むが易し、心配して調べまくるより行ってみた方が早い。百聞は一見にしかず。

入場時に検温してリストバンドと連絡先の交換しての感染症対策に「すげー」となりつつ、一般参加列に並ぶ!
駐車場で! めっちゃ! 人が! いる!! 列が! 長い!!!

マジで人たくさんいたけど、入場始まったらめちゃくちゃスムーズに列が動いて、即売会参加者と運営スタッフさんたちの練度の高さを感じました。
壁サークルさんの新刊購入列の長さにもビビりましたが、列形成して邪魔にならないように手を挙げて移動したり、本当にすごい…完成されてる…ヒャー…となりました。

会場で、事前にサークルチェックしたものの方向を見失ってしまい、軽くテンパってたせいでばきちゃん先生のサークルまでたどり着けない時間が10分くらいあったんですが(隣の島あたりまで来て「ここどこ?!」ってなってた)、落ち着いてきたら無事に到着。
ばきちゃんのサークル「蜘亭」のスペースでお留守番兼ねて座って休ませてもらう。ここまでで既に肩周りがやばい。荷物のせいっていうより飛行機のせい。

かねてよりTwitter等で交流させていただいていたお友達も来てくださり、おみやげ交換して、ばきちゃんの新刊見てすごーい!と盛り上がり、キャッキャと話をしたりして「遠征…最高やん…」となり、この時点では「日帰り遠征アリやな、ちょっと身体痛いけど」と思っていました。

が!

その後、会場を回り始めたら、もう、半分過ぎたあたりから腰が痛くて! しんどい!
腰をトントン叩きながらスペースを覗くわたし。
予算を組んでコミティア用財布を用意してたので、これがなくなるまでは! と踏ん張りましたが、ばきちゃんのスペースに戻る頃には予算も尽き、身体の痛みに耐えて会場を回り切る、という意地は消えていました…。。
でもすごい、楽しかった…
漫画を拝読している作家さんの同人新刊ゲットできたし(でも「読んでます大好きです!」って言う元気はなくて、シャイモード発動して「コレクダサイ」「アリガトウゴザイマス」しか言えなかった)、めちゃくちゃ凝った豆本や、すんごく気に入って購入したコピック絵の六角キャンバスとか、息子へのお土産でGETした猫がチューチュートレインするおもちゃとか、戦利品が豊富でホックホクです(これを書いている、コミティアから10日経った今も戦利品見てニコニコしてるくらいには悔いがありません)。

ビッグサイトから羽田へ

14時半すぎたあたりでばきちゃんと一緒に撤収準備を始めました。
なんと我々、このあと17:05発の飛行機で沖縄へ行く予定だったのです(わたしが息子が寝る時間までに帰宅するためにはこの便に乗らないといけなかったので、ばきちゃんがそれに合わせてチケットをとってくれた形)。

サークルスペースを片付けて、沖縄へ持っていかない荷物を箱に詰めてヤマトの宅配に出しに行くも…めっちゃ混んでたようで長蛇の列になっていました。すげえ。

なんとか荷物を預けて移動開始。
ゆりかもめに乗らずとも国際展示場駅までは歩けん距離じゃないよ、とばきちゃんに教えてもらって歩いてみたら、マジでサクサク到着しました。189円は体力温存料金やな…。
でも、ベビーカーや子ども連れ、歩行に通常よりも疲労を感じやすい方々などが楽に移動できる公共交通機関が整備されてるってのは素敵だなと思いました。選択肢があるっていうのは本当に素晴らしいこと。

国際展示場駅からりんかい線に乗って、天王洲アイル駅で東京モノレールに乗り換えて羽田空港へ。
行きは迷わなかったのに、帰りは何故かちょっと迷いました。
キャリーケース転がしてる同行者には申し訳ないので次回以降はちゃんと帰りの道を意識して歩こうと思いました。。

途中、電車を待ちつつ「これ…手荷物預かり経由して搭乗間に合うか…?」と不安になりながら移動し、羽田空港駅に付いたらほぼ走ってチェックイン機を利用し、荷物を預け(わたしは持ち込み)、手荷物検査場ではスタッフさんに「すみませんこの便です!」と告げて優先的に通していただいたり…。

これは本当に冒頭で書いたとおりなんですが、日帰りなんかするとこうやって人に迷惑かける羽目になるんすよね、余裕持って移動できるようなスケジュールを組みましょう。まじで。

移動しながら、わたしは那覇空港で搭乗前に買ったおにぎりを飛行機内で食べたっきりだったし、ばきちゃんも会場設営が終わってから食べたおにぎり食べたっきりだったので「めっちゃお腹すいた…」ってなってました…。
そう、食事ができなかったのも本当に反省点。
せっかく東京行ったのに、自販機で買った飲み物とかばんに入れてたお菓子ちょっと食べたくらいで後はなんにも飲み食いしてない!
沖縄帰ってきてから気付いたけど、アイナナリプトン買うこともできたはずなのに! バカ!

余裕持って移動できるスケジュール組めないなら無理しない方がいいです。ほんと。

一応、那覇行きの飛行機への搭乗は間に合ったのですが、うまくいけばちょっとしたおやつくらいなら食べられると踏んでたのが「そんなに甘くねえよ」って結果だったので、本当に、ええ、もう二度としません。

羽田から那覇へ

そうして飛行機に乗り(ばきちゃんとは別々でチケット買ったので席も遠かった)、わたしは離陸そうそう寝て、体の痛みに耐えながら那覇へ戻ってきました。
あとで聞いたところによると、フライト中にコーヒーとキットカットが配られたそうで、ばきちゃんは一応それ食べれたようです。よかった。
わたしは降りるときにキットカットだけもらいました。あとで食べたけどパッケージがそらとぶピカチュウになってた可愛かったです。写真撮るの忘れたけど。

わたしは息子が寝るまでには帰ってくると約束して東京へ行ったので、いったん自宅最寄りのラーメン屋にばきちゃんを案内し「食べてて! 息子寝かせたらホテルまで送ってくために戻ってくるしわたしもラーメン食べたい!」と告げて自宅へ。
ばきちゃんはラーメン屋でおビールも嗜んでのんびり待っててくれました。ありがとうありがとう。

帰宅して、息子の話を聞きながら寝かせて、荷物をざっくり片付けてからラーメン屋に合流したころには、もう22時近くになっていました。
でもおなかすいてたので迷わずラーメン食べちゃう。
夜のラーメン最高…空きっ腹だし完全勝利すぎた。

遅い夕食をとりつつ、翌日以降の予定についてばきちゃんとスケジュール確認をしました。
せっかく沖縄に来てくれたから、あちこち行きたいよね!
その後、ばきちゃんを宿泊施設へ送り届けて、わたしのコミティアは終わりました。

次回への引き継ぎ

  • 日帰りはしない

  • 息子からの希望もあったので次回は託児を利用の上、子どもも一緒に上京してみる(イベント同伴はもうちょい様子見たい)

  • 予算をいくら用意したかすでに記憶にないので次はちゃんとドキュメントに残す

  • イベント予算の財布とそれ以外の財布は明確に分ける(今回これやってて本当によかったので次もやる)

  • 移動中の食事も前日までに用意しとくが吉

  • サークルチェックした地図にはサークル名や目当ての新刊情報など可能な限り書き込んでおく

  • できればバインダーに挟んで地図だけ持っとく(やってる人がいてすげーと思ったので真似する)(日除けにもなってたっぽい)

今回は子を伴わない移動だったのですが、次回機会があれば子を連れての移動になるので、なるべく負担が少なく、経済的にも優しい方法を考えたいです。
子連れで泊まれる安いお宿をご存知の方はご教示ください…!
託児が東京だと勝どき駅近くのようなので、その周辺がいいのかな〜と思ってますが、土地勘ないからわかんないすぎる。

長々と書き連ねましたが、もうだいぶ記憶が薄れてきたのでさすがに書き上げて投稿しようと思います(コミティアから戻ったその日から書き始めたものの、翌日以降のスケジュールやいろいろあって書き上げるのに10日もかかってしまいました)。

誰の役にも立たないnoteですが、本当にこれだけは絶対言える。
日帰りコミティアだけはやめろ。

お疲れさまでした。

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Asa
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