
焙煎度合いの話|浅煎りと深煎りの違い
こんにちは。
自家焙煎珈琲caffinesのTakuyaです。
前回の記事で最近浅煎りのコーヒーにハマっているという記事を書きました。
最近は缶コーヒーやコンビニコーヒーなんかにも浅煎りや深煎りといった焙煎度合いの記載があるのをよく見ます。
一口に浅煎り・深煎りと言っても、特徴や味わいにどんな違いがあるのかというところではあるので、今回は焙煎度合いについて書いていきたいと思います。
焙煎度合いとは

コーヒー豆の焙煎度合いは大まかに分けて、浅煎り・中煎り・中深煎り・深煎りの4種類に分けられ、さらにその4種類が細かく分類され8個の焙煎度合いがあります。
浅煎り
①ライトロースト:酸味が強く、苦味はほとんど感じない。
②シナモンロースト:香りが出てくる、酸味が強い度合い。
中煎り
③ミディアムロースト:香りが立ち、若干だが苦味が出てくる。
④ハイロースト:苦味と甘味が増し、バランスの取れた味の傾向。
中深煎り
⑤シティロースト:酸味が抑えられ、甘味やコクが目立つ。
⑥フルシティロースト:深煎りの風味が味わえる。日本では多め。
深煎り
⑦フレンチロースト:苦味やコクを楽しむ度合い。ミルクと合わせることも。
⑧イタリアンロースト:苦味が強く、焦げているように見える。アイスコーヒー向け。
上記の種類があり、上から下の焙煎度合いになる程、酸味が弱くなり、苦味が強くなります。
浅煎りの特徴

・酸味が強い。
・香りがフルーティーで爽やかなものが多い。
・果実としての甘みを感じやすい。
・クロロゲン酸が多く含まれている。
・トリゴネリンが多く含まれている。
※トリゴネリン:脳を活性化させる成分で認知症に効果があると言われています。
深煎りの特徴

・苦味が強く、コクがある。
・酸味がほとんどない。
・ミルクや砂糖といった甘味を足すものと相性が良い。
・アイスコーヒーやカフェオレといったものに使われることが多い。
・極細挽きにしてエスプレッソにも使われる。
・善玉を増やすニコチン酸が多い。
・香ばしい香りにはリラックス効果がある。
浅煎りと深煎り どちらを選ぶか
成分や健康への影響で決めるのも良し、味わいや香りで決めるもよし。
どの焙煎度合いにも良さがあるので、完全に好みになります。
コーヒー豆によって浅煎りの方がよかった、深煎りの方が良かったりというのもあるので、豆に合わせて焙煎度合いを決めるのもオススメ。
自分好みのコーヒーを探す上で焙煎度合いは非常に重要なので、色々試してみるのが一番良いかもしれませんね。
最後に
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