見出し画像

「ゆっくりで学ぶバクチャー」:補足

最近、Youtubeチャンネルを開設した。
僕はもともと、ニューエイジがいかに世界に影響を与えた(ほとんど悪影響だが)かを世の中に広めたいと思っていたため、その下地になればと子宮系スピリチュアルEM菌についての解説動画を作成したところ、思ったよりも良い評価を得られてありがたい限りである。特にEM菌の動画はニセ科学問題の左巻先生に推薦頂き恐縮しきりだ。

そこで、そろそろニューエイジ(というか神智学からオウム真理教に至る流れ)の動画を作ろうとしていたところ、バクチャーという、EM菌によく似た物件を見つけたので先に動画を作成することにした。謎の黒い粉が、万単位のスピリチュアル系の人々によって日本中にばらまかれているというのだ。

この記事では、動画に入れられなかった内容について、補足として記載する。

○ここでも出てくる船井幸雄

界隈のスピリチュアルな人物として紹介した滝沢泰平氏だが、彼は船井幸雄の「にんげんクラブ」会員であり、埼玉支部リーダーも務めていた。つまり船井チルドレンである。

画像1

そしてまた、龍馬プロジェクトの研修を受け入れており、それなりの関係を持っているようだ(女性部会 八ヶ岳研修会のご案内(日程:2016.6.27~28)より)。

画像2

さらにこの研修を担当している中に、「長谷川章子」という人物がいる。
彼女もまた、にんげんクラブ会員であり、船井オープンワールドでも講演している船井チルドレンである。

これは推測だが、長谷川章子氏が龍馬プロジェクトに滝沢泰平氏を紹介し、そこから杉山孔太氏と繋がったのではないだろうか。

ところで、船井幸雄氏は死の直前にスピリチュアル否定とも捉えられる言葉を残しているのだが、彼らはどう捉えているのだろうか。

○浮かび上がる楽読グループ

バクチャーがいつ頃から話題になり出したのか、これを調べるうちに「楽読」という速読塾の人脈が浮かび上がってきた。

画像3

GoogleTrendでバクチャーについて調べると、8月から急に検索トレンドが上がっていたことが分かった。
そこで、そのあたりで何があったか考えてみたところ、7月に鄭容錫(チョン・ヨンソ)氏によって下記の動画がアップロードされていた。

画像4

そして、同時期に「宇宙経営」で知られる平井ナナエ氏のブログでもバクチャーが取り上げられていた。

画像5

平井ナナエ氏、鄭容錫氏、瀬川映太氏(動画の中ではてんつくマン氏関係として紹介)。この3人を結びつけるのが楽読である。

・平井氏:楽読創業者
・鄭氏:元楽読副社長(平井氏の夫)
・瀬川氏:楽読スクールオーナー

気になった僕はさらに調査を広げてみた。すると動画で触れていた1万人ライブのピース小堀氏も楽読の元副社長であることが分かった。
つまり、(恐らく)杉山孔太氏がスピリチュアル関係と繋がるきっかけとなった1万人ライブも楽読関係なら、バクチャーが流行るきっかけとなった動画も楽読関係である。楽読関係者が「仕掛けた」のだろうか。

○瀬川映太氏と滝沢泰平氏を結びつけたもの(調査中)

画像6

調査の中で、瀬川氏と滝沢氏が知り合ったイベントを発見した。
これは「みんなの家力財団」という団体の1周年記念イベントである。

この活動はともかく、気になるのが「みんなの家力財団」の母体となっている「愛和の会」を率いる内田力氏という人物だ。どうやら氏は日本会議の新潟支部長だったらしい

とはいえこの界隈に日本会議が深く関わるとも思えないので、この件については保留である。

それにしても、怪しい人物が次から次へと関係していて頭が痛くなってきた。この後はニューエイジ解説動画作成に集中したい。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?