自分軸の作り方#68 「みんなちがってみんないい」の一歩手前
今日はすこし
他のnoterさんの記事を読んで
チクリと胸が痛み
自分の心と向き合ったことを書いてみたいと思います。
過去記事にも書いてきましたが
私の夫は、記念日を忘れる人です。
そして、共感力が、非常に弱いです。
私が凹んでいるときに 「何やってるんだよ」「こうすればいいじゃん」と
提案してきて、私をイラっとさせてくることが多いです。
noterさんの中には
本当に子煩悩な方や
奥様への愛にあふれた記事を書いていらっしゃる方がたくさんいて
いやあ、うらやましいなあ と思うことが よくあります。
夫は結婚記念日だけは三年位前まで覚えていたんですが
ここ二年ほどは 忘れていますし
私の誕生日はもちろんのこと
子どもの誕生日も 毎年忘れます。
数年前、長男の誕生日の朝
「え、今日誕生日か」と朝食時に言ったために
長男が怒って
ご飯をひっくり返して部屋に戻ったこともあります。
夫の実家では
母の日のプレゼントを贈る習慣がなかったみたいです。
なので息子たちに母の日に何をするのかを教えることも、ありません。
私は、子どもがふたりとも小学校に入った はじめての母の日に
夕方まで少しだけ 何かを期待して待っていましたが
二人の息子が何も準備していないことがわかって
夕食前に落胆して 動くことがおっくうになり
布団にもぐっていました。
夕方
夫が寝室に来て「具合悪いの」と聞かれ
「うん」
と返答しました。
「そうか」と立ち去っていく夫の足音を聞いて、
私は号泣しました。
何も気づいてくれないことが 悲しくて、つらくて。
保育園では、毎年母の日にカーネーションなんかの製作をして
「おかあさんありがとう」と手紙をもらっていましたので
息子二人が小学校に入って、そのイベントがなくなり
誰からも「ありがとう」と言ってもらえず、
カーネーションをもらえない母の日が来るなんて
みじんも想像していませんでした。
私の実家は、母親とけんかしてばかりいた兄も毎年カーネーションは送っていますし、私も実家にも義母にも毎年なにかの贈り物をしています。
あまりのショックに
私の存在はなんなんだろう?と虚しくなり
おなかが気持ち悪くなって 吐きそうになりました。
あれから9年たちますが
その間 母の日のプレゼントとか子どもに料理してもらったりとか
ケーキが用意されてた!ということは
一度もありません。
私はもうクヨクヨしなくなりました(笑)
母の日には お母さんに贈り物をするのよ、と
私が催促するのもおかしな話だなと思うし。
五年位前に 自分用にカーネーションの鉢を買ってみたこともありましたが
ちょっとむなしかったので 次の年にはやめました😅
今年は
「来年、母の日のカーネーションがほしいなあ」と言ってみましたが
覚えているでしょうか?
「えっ 欲しかったの」と夫に言われて
「うん」と素直に答えました。
そうなんです。こういう人なんです。
父の日には
子どもたちと一緒にケーキを食べたりします。
夫の誕生日には 私がプレゼントを贈るので
子どもも、お父さんにちょっとしたプレゼントを用意するのですが・・・
将来的に 息子たちが結婚するときには パートナーが教えてくれるものなのかなとも思いますが、
びっくりされるんだろうなあ。
わたしからパートナーに伝えないといけないこととして、
メモしておこうかな。
多分、子どもやお嫁さんへの愛を綴っているパパnoterさんとは
違う星からやってきたウルトラマンみたいな夫なんだと思うのです。
男の子は父親のやっていることの影響が大きいので
女心を理解してもらうのは 難しいのかなあと思ったりします。
子煩悩だったり 奥様にサプライズで何か贈ったりするパパさんを見ると
まぶしすぎて、うらやましいと思うこともありますが
夫を選んだのは私なので
その文化の違いを 受け入れようと思います。
だって もし夫が
私と他の人のお嫁さんと比べて
「あの奥さんの料理がうまい」
「インテリアを選ぶセンスがいい」
「なんで君は、あんな人じゃないの?
俺は あの家がうらやましいよ」と
言ったとしたら
私はすぐさま荷物まとめて家を出ていくでしょう。
時々
みんなちがって みんないい。
と、つぶやいてみます。
でも
みんなちがって みんないい。
と、心の底から言えるようになるには
まだ少し時間がかかりそうではあります。
やっぱり、キュンとなるような愛情表現ができる人の記事を読むと
胸がチクリとします。
自分の内側に生まれる
うらやましさも切なさも
そのまま受け止めつつ
ないものねだりはしないでおこうと思いなおしています。
私の夫は仕事熱心です。
毎日 私が珈琲をいれたとき「はいどうぞ」とカップを渡すと
「ありがとう」と必ず言ってくれる夫の優しさが
私は大好きなのです。
この記事を書こうとおもったきっかけは この本を読んだことでした。
自律神経を整えることといえば、呼吸法が有名ですが
この方は、ネガティブな言い方が自律神経のバランスを乱すと教えてくれています。
ネガティブな言い方をされると
言われた側は
一気に血管が収縮し
血流が下がり
自律神経のバランスが崩れ、ネガティブな言い方をするようになり
どんどん自律神経のバランスが崩れるそうです。
著者の小林弘幸さんは 医学部六年生の時にラグビーの試合で骨折をし
「一生まともに歩けない」と医師から言われて意気消沈。
これからいったいどうなるのかと不安でいっぱいになりました。
退院後も通院を続け 主治医から「全然骨がくっついてないね~」など言われて
医学生である自分も写真を診て
「本当に全然だめだ」と思っていましたが
同じレントゲン写真を診た 別の医師が
「あれ?ここにさ、ひげみたいなのが見えるだろう。これがいいんだよ~
これは再生してくるきっかけになるんだよ」と言われた瞬間、
真っ暗だった目の前に光が差し込み力が湧いてくるのを感じました。
その言葉をうけとって、リハビリに励み
小林さんは不自由なく歩けるまでに回復したのだそうです。
この本では、「言い方は 医学だ!」と教えてくださっていて、とても参考になりました。
この本の著者・小林弘幸さんのご家庭も、
誕生日も合格祝いも
いっさいのイベントのない家だったそうです。
そこに強く共感した私です。(そこかい!!笑)
20代前半の頃、私をものすごくときめかせてくれる男性がいました。
すごく優しくて、いつも欲しい言葉をくれる
ロマンチストで
電話越しに ギターを弾いて、私の好きな歌を歌ってくれました。
でも、無職でした。
仕事に対する理想も高く、
ずーっと無職でした。
その時は、看護師である私が稼いで
彼が成功するまで支えようと思ったこともありましたが
あまりに理想が高く
就職先を妥協しないので、2年ほど経過したとき
そろそろ妥協しようよ・・・
と、私の方が疲れて、別れてしまったのでした。
完璧な理想の人は、この世にはいません。
どこかが秀でていたり
どこかが不足していたり
それが、人間の「味」ってものなんだな。と思います。
うちの三人の男たちも
味わいのある人間であることに間違いない!
その人間性を面白がって 日々を楽しみたいなと思う今日この頃です。
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