泣きたい時に読んだ絵本。「わたしのげぼく」
仕事柄、子どもに読み聞かせをすることが多くて
いい絵本はないかなーと探すのですが
純粋に自分が読む用に絵本をさがすこともあり
時々、ハッとするようなステキな絵本に出会います。
「わたしのげぼく」
上野そら/作
くまくら珠美 /絵 アルファポリス/発行
大人が泣ける絵本、との噂を聞いて
「泣きたいなぁ」と感じた時に、読んでみました。
泣けるって帯に書いてあった。
こんなにすごいこと書いてあるけど
だいたいの展開は予想できるしねー
期待はずれだったりして?
と思いながら
ページをめくっていって
まんまと泣きました。
私は、さほど猫好きではないのだけれど
これは沁みる〜
猫好きな人は、
電車の中で開いてはいけないレベルです。
かっこよくて、かしこくて
すばやいのがじまんのネコ。
どんくさい げぼくをみつめる眼差しが
上からだけど
ホントに優しい。
さいごのさいごまで、優しい。
みなさん、年度末は忙しいですよね。
二月は逃げる、三月は去る…
でも、少しだけ絵本を開いて
やさしい世界に触れるのも
悪くないと思います☆