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最初にタイトルを決めるとわかりやすい文章になるのは、伝えたい内容が明確になるからだと気づいた

 タイトルを最初に決めるとスラスラ書けることに気づいた。タイトルは一番言いたいことを端的に表現した結晶なのだと思う。
 タイトルに沿って、文章を構成し、エピソードを集め、結論に持って行く。タイトルがしっくりこないのは、伝えたいことが自分の中で明快になっていない場合が多い。タイトルを決めて書き始めても文字数が増えない場合は、内容が薄いことが多いようだ。(私の場合はこうしているだけであって、このやり方を勧めている訳ではない)

最初にタイトルを決める

 書きたいことが浮かんだら、一番強調したいことは何かを考える。自分は何を伝えたいのかを考える。曖昧な場合はそれに関する事象を箇条書きにしてみる。それを眺めてみて言いたいことを再度考える。タイトルを言葉にする。しっくりきたら見出しをつけて本文を書き始める。一通り書き終わって、タイトルと本文が一致しているかを検証して微調整する。

〈タイトルを決めるときの私の決め事〉
 ・タイトルを見れば何が言いたいのかわかるようにする
 ・具体的に表現する
 ・タイトルが長すぎる場合は、短くして冒頭文で補う
 ・意味深なタイトルで気を引かない
 ・読む人の関心事かどうかがタイトルでわかるようにする

何が言いたいのかを最初の文章に書く

 結論を最初に述べることを強調する人は多い。読み手の立場に立てば、結論が解ればいいので無駄がない。そして必要であれば根拠や説明を次に読む。事例やエピソードがあればわかりやすい。
 結論を急がず過程を楽しむ場合や、説明を聞いて最後に結論を知りたいケースもある。ビジネス文書は「最初に結論」が多いように思う。
読んで参考になった本
 説明の順番

タイトルと関係のない内容は削ぎ落とす

 思い付きで書き始めるとあれもこれも書いてしまう。箇条書きにして整理し、タイトルに関係のある項目に絞る。タイトルの内容を補強する上で必要なエピソードは残しておく。

タイトルと、最後の「まとめ」をリンクさせる

 一番伝えたいことをタイトルで表現し、書き出しで結論を言う。事象の説明や根拠、例、エピソードなどで伝えたい内容をイメージしてもらい、最後に要約を再掲してまとめにする

まとめ

 ・本文を書き始める前にタイトルを最初に書く
 ・タイトルは、伝えたいことを端的に表現する
 ・タイトルに沿った文章にする
 ・タイトルに関係のないモノは削ぎ落とす
 ・タイトルがしっくりこないのは伝えたいことが明快になっていないことが多い

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