夏炉冬扇
ある寺の僧侶と話した時に、次のようなことを言われた。
「空地があると有効活用しなくてはいけないと、みんなそう考えるようになっている。なにか少しでも空いていると、何か使わないといけないと強迫観念のようなものを、いつの間にか持つようになった。役に立たないものは悪だという考えだ。排除しなくてはいけない。そういう考えが蔓延した結果が、遊びの無い、余裕のない世の中にしてしまったのではないか。」
自分自身、どうもなんでも有効活用しなくてはいけない、役に立たないことは悪だという考えにいつしか染まってしまい、それが疲れの元になっているようだ。
そこで、ここでは役に立たない、くだらないことを書くことにしようと思う。なので、有益なことが知りたい人とか、くだらないことは読みたく無いと言う人にはふさわしくないと最初に宣言しておこう。