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雨の果てに 〜 詩と拙文


今までに 何回か Junを花に喩えたら

誰かから
その花の名前を口にされたことがある


ある人は 薄いピンク色の薔薇だと言った

ある人は ブーゲンビリアだと言った

ある人は シロツメクサだと言った

自分では 花ではなく
雑草なのではないか?


いや
雑草に失礼だ

そんな風に思っている


** 

胸に抱く小さな憧れも

失ったものへの痛みも

等間隔に流れるシークエンス

すべて抱きしめて

ヒコーキ雲のように

夏の空キャンパスにしたい

雨の果てに輝く

シロツメ草


涙のカタチを集めて

咲いてる


この瞳に映る世界が

あたしを創るから

まだ知らない七月へ

漕ぎ出す夕暮れ









・*:..。o○☆


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