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11月のひそひそレシピ 米粉のスノーボール

「ひそひそレシピ」第5回、11月も終わりとなればカフェではクリスマスに向けて仕込みの真っ最中。今月は冬らしくてクリスマスシーズンにもぴったりのスノーボールクッキーの作り方を紹介したいと思います。

アメリカではスノーボール、フランスではブール・ド・ネージュ「雪の玉」という名前のお馴染みのクッキーをひそひそでは小麦粉の代わりに米粉を使って作っています。雪のように真っ白な粉砂糖をたっぷりとまぶして、口の中に入れると少しひんやり感じる冬の定番の焼き菓子をよりほろほろさっくりとした食感のレシピにアレンジしました。
 
ひそひその焼き菓子は小麦粉を使ったもの米粉を使ったものといろいろありますが、最近サブレなどにたくさん使っている米粉についてご紹介したいと思います。
  
ひそひそで焼き菓子に使っている米粉は2種類あって、白米から作った「米粉」と玄米のまま粉にした「玄米粉」をお菓子の種類によって使い分けています。
しっとりさせたいケーキのスポンジや白く仕上げたいメレンゲ菓子などには米粉を、サブレやクッキーなど粉がメインの焼き菓子たちには玄米粉をとそれぞれ特徴に合わせて変えています。
 
caféひそひそのお店へ来たことがある方はお店の周りの田園地帯の風景をご覧いただいたかと思います。ひそひそのお菓子に使う米粉はそのカフェの周りに広がる田んぼで農薬や化学肥料を使わずに育てたお米から作られた地元産のものです。

今月はそんな地元産の米粉を使ったスノーボールクッキーのレシピをご紹介します。

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米粉のスノーボール
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◾️材料 (約30個分)
・無塩バター…110g
・粉糖…40g
・卵黄…1個
・アーモンドパウダー…50g
・玄米粉(または米粉)…125g
・アーモンドスライス…40g
・仕上げ用粉糖…適量

玄米粉が手に入らない場合は米粉でも大丈夫です

◾️作り方

①バターを常温に戻して柔らかくします。冬場など柔らかくなりにくいときはラップに包んで少しだけ電子レンジにかけると良いです(電子レンジにかける時は溶かし過ぎないよう注意してください)

泡立て器で混ぜられるくらいの柔らかさ

②粉糖、卵黄を順番に加えてその都度よく混ぜます。

③泡立て器からゴムベラに変えて、アーモンドパウダー、玄米粉を順に混ぜ合わせます。

④アーモンドスライスを加えて全体に混ぜ合わせます。混ぜ過ぎてアーモンドスライスが潰れ過ぎないよう気をつけてください。

食感が良くなるようアーモンドスライスの形が残るくらいで混ぜるのをやめる

⑤生地が出来たら11gずつに分けて手で丸め、プレートに並べていきます。

重さを計ると同じ大きさで作れます

⑥丸めた生地を冷蔵庫で少し休ませます。丸めてすぐは手の熱でバターが柔らかくなっているので、冷やし固めることで綺麗な形に焼き上げることが出来ます。

⑦ 170℃に予熱したオーブンで13分~色付くまで焼きます。オーブンによって焼き時間を調整してください。途中でプレートの前後を変えると焼き色が綺麗につきます。

⑧焼き上がったらよく冷ましてから粉糖をまぶして仕上げます。

クリスマスパーティーの差し入れにもぴったりです

明日からは12月、今年もあと一ヶ月で終わりですね。ひそひそではこれからクリスマスに向けてラストスパート!カフェではクリスマスメニューも始まり、クリスマスケーキのご予約や、通販でも今年一番のたくさんのご注文をいただいているので全力で頑張ります。

online store ではcaféひそひそのお菓子に使っている「八釣山」特別栽培米生産事務所の米粉やお米の販売もしています。
農薬や化学肥料を使わずに育てた奈良県産のお米、気になる方はぜひ通販もチェックしてみてください!


※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
レシピのご相談などお仕事のご依頼は有償にて承っております、Webサイトのお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
その他店舗、ブランド、作家様向けにノベルティやコラボ商品としてオリジナル菓子の制作のご依頼、イベントや店舗様でのひそひそのお菓子の委託販売のご相談なども承っております。

(個人の方はonline storeよりお菓子の通販ご利用いただけます。
また、セミオーダーのプチギフトのご依頼も承っております)

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