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いしだあゆみ「アワー・コネクション」のような
本当の良さが分かるのに、ちょっと時間がかかる音楽ってありますよね。
音楽に限らず、本や映画でもそうですが。
良さそうだなってのは感じるんだけど、そして折に触れて聴いてみたりするんだけど、良さのポイントをとらえきれないというか。ただ、何となく予感を感じて触れているうちに、良さをとらえる感覚が研ぎ澄まされていくというか。
自分にとって、いしだあゆみさんの「アワー・コネクション」はそんなアルバムでした。
演奏しているプレイヤーは有名な方々のようですが、詳しくは調べてません。はっぴいえんどやティン・パン・アレーの細野晴臣さんが多くの曲を作っているということぐらいの把握です。
1曲目の「私自身」と3曲目の「六本木ララバイ」が特にいいように感じますが、ちょっと地味な感じの曲も繰り返し聴いていると、じわじわ味わいが深くなってくる、そんなアルバムです。
レコードでは、始め6曲がA面で、残り6曲がB面です。
A-1「私自身」
A-2「ひとり旅」
A-3「六本木ララバイ」
A-4「ダンシング」
A-5「バレンタイン・デー」
A-6「黄昏どき」
B-1「真夜中のアマン」
B-2「哀愁の部屋」
B-3「ウィンター・コンサート」
B-4「そしてベルが鳴る」
B-5「ムーン・ライト」
B-6「バイ・バイ・ジェット」
何だかすっかり好きなアルバムになってしまいまして、どういったところに自分はグッときたのだろうと考えてみますと、歌謡曲の時代の歌手が、1970年代・80年代といったシティ・ポップな雰囲気の音楽を歌っているところのような気もします。
どちらものいいところが相乗効果になっているような…
他にも、そんな「歌謡曲 meets シティ・ポップ」な音楽がないかなと探してみると、自分なりにグッとくる音楽をちらほらと見つけることができたので、そんな音楽をまたご紹介できたらなと思っています。
できたらこの記事に全部書いてしまおうかとも思ったのですが、曲をYouTubeからペタペタ貼り付けていると、まあまあな分量になってしまい、なので小分けに出していこうかなと(笑)。
ちなみに、この「アワー・コネクション」、レコードではなかなか人気のようで再発盤も出たりしましたが、今は再発盤も中古しかなさそうです。
でも、このアルバムはSpotifyなどストリーミングでも聴けますし、CDならAmazonでも購入可能です。