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Beverley’sのローランド・アルフォンソ

スカやロックステディの頃のジャマイカの2大レーベルは、コクソン・ドット率いるStudio Oneとデューク・リード率いるTreasure Isleですが、その他にも小さなレーベルがいろいろありました。
ローランド・アルフォンソ(スカタライツのサックス奏者)は主にStudio Oneで活躍していましたが、中国人プロデューサーのレスリー・コングがアイスクリーム・パーラーの傍ら運営していたBeverley’s(ビヴァリーズ)というレーベルにも隠れた名曲を吹き込んでいます。今日は、その中でもおススメの2曲をご紹介したいと思います。

まずは、綺麗なメロディが心にじわりと沁み込むロックステディ、「Stream of life」。ローランド・アルフォンソがいかに人生の酸いも甘いも噛みしめているか伝わってきます(笑)。

そして、ホレス・シルバーの名曲、「song for my father」のカバー。アップテンポながら、ハードボイルドな落ち着きがあり、カッコいいですね!

ローランド・アルフォンソはスカタライツ解散後、ソウル・ブラザーズ(The Soul Brothers)というバンドを率い、「Hot Shot」「Carib Soul」というめちゃくちゃカッコいいアルバムを2枚出しているのですが、そちらに関してもまたご紹介したいと思います。

図2


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