接客英語12 「聞き返す時」
皆さん、こんにちは。ペペです。
今回は「聞き返す時」です。私は今まで何度も伝えてきている通り、英会話を学ぶ上で大切なことは質問です。確かにリスニングも大事です。単語力も大事です。文法も大事です。ただ、ある程度のレベルになれば、私は質問に力を入れることをおすすめします。質問さえできれば、ネイティブとの会話も怖くなくなります。分からなかったら聞けばいいだけですから。
なので今回は「聞き返す時」です。最も基本的な質問を紹介します。
I'm sorry?
聞き返す時の入門編はこれです。まず、これを完璧にしましょう。聞こえなかった、聞き取れなかった、分からなかった、全て
I'm sorry?
で、OKです。
ただ一つ注意点。イントネーションは大事です。語尾は上げること、を忘れないで下さい。
Pardon?
これも、聞き返す時の鉄板フレーズです。I'm sorry?と意味は一緒です。Pardon自体も許しを請う表現です。Pardon me?と言っても同じ意味です。ただ、Pardon me?の方がmeを略されていない分若干丁寧な感じになるのと、同時に少し固い印象になります。(個人の印象です。根拠なし。)
ちなみに、私はキャラに合わないな、と思ってPardon?は使ったことがありません。私の周りにいた人でPardon?を使う人は性格が若干固い人が多かったように感じます。フレンドリーな感じより、丁寧さを重視する方はPardonを是非使ってみて下さい。
Could you say that again, please?
もう一度言って下さい、と言う意味です。Can youでもいいです。
いつもは一つ覚えたらいい、という私ですが、聞き返す表現に関しては例外です。この言い方ではなくてもいいですが、必ず違うフレーズを覚えて下さい。一度で聞き取れないことは多いです。
2回目・3回目を聞く時に、なぜか自分の言い方を変えるだけで少し気が楽になります。
聞き返す申し訳無さを表現するため、2回目は少し丁寧に、3回目は表現を変える、という形で何度も言ってもらう時の自分の罪悪感を少し減らせます。必ずセカンドフレーズを覚えましょう!
Could you speak more slowly, please?
さぁ、3つ目のフレーズです。この3つ目まで必ず覚えることをおすすめします。この表現は
もう少しゆっくりしゃべっていただけますか?
という表現です。めちゃくちゃ大事です。カナダの人は空気を読めない人が多いです。日本人のように、「伝わらなかったな。少しゆっくりしゃべってみよう。」と考えてくれない人も結構います。本当ですよ。
「早口で分からないからもう一度聞いたら、全く同じスピードで話された」という経験がある方も少なくないでしょう。このゆっくりしゃべってもらえますか?という表現は必ず覚えましょう。ちなみに、
More slowly, please?
だけでも大丈夫です。
諦めも肝心
3回やってダメなら諦めよう。
助けを呼びましょう。
おまけ
ちなみに、私は実験したことはありませんが、英語がしゃべれない上司がカナダで生きていくために習得した彼流最強フレーズを紹介します。
In other words?
「他の言い方で言ってください」と言う意味です。彼曰く、「何回も知らない言葉言われてもわからないのに、何回も同じセリフ言い続けてくるやつがいるんだよね。でも、In other words?って言ったら相手も違う言い方を考えるから、分かるまでIn other words?って言い続けたら絶対わかるよ。」と言っていました。
その上司は結構職場では嫌われていた人なんですが、やっぱり考え方が違いますよね。ただ、ある意味正解だと思うので良かったら使ってみて下さい。
最後に
私は「質問できるようになった時」に初めて英語の成長を感じました。相手が言っている単語や内容が分からない、そういう状態は何年たってもありました。でも、辞書を使わず分かるまで質問できるようになった時、自分のコミュニケーションに自信が持てるようになりました。
なので私は自分の経験から、「質問できるようになること」をおすすめします。英会話への一番の近道だと私は信じています。その、第1段階が今回の内容です。是非参考にしてください。
一人でも多くの方が英語で接客する現場に立ち、素晴らしい時間をすごされることを心より願っています。
長文ここまでお読みいただきありがとうございました。良かったらスキ・フォロー・シェア・Twitterフォロー・YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。それでは次回の記事もお楽しみに。
とも CafeFatioの接客英語 改め
ペペ