英語初心者は頑張るな!今日から使える3つの大切なこと
みなさん、こんにちは。「英語より笑顔」ペペです。私のアカウントでは、英語を話したい、でも、英語は苦手、そんな方々に向けて私の海外での生活と接客の経験を基に役に立つ情報をシェアしています。
今回は「英語はマラソン 初心者は頑張るな!」というテーマです。走るのが嫌いだった私がフルマラソンに挑戦した経験を元に伝えたい英語学習に大切な3つの事を記事にしたいと思います。
「頑張るな、って頑張らないと英語話せるようになるわけないじゃん。」と思いますよね?私もフルマラソンに挑戦した時に、トレーナーから「頑張っちゃダメ」と言われた時、「え?どういうこと?」と思いました。その意味を改めて考えた時、私は思いました。英語とフルマラソンは似てる、ということです。今回の内容は自分が思うほど英語の勉強が頑張れない・続かない人には必ず役に立つと思います。是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
マラソンのイメージ
皆さんフルマラソンってどういうイメージですか?
長い・きつそう・練習大変そう・ゴールできるだけですごい・
一人で走って何が楽しいのか分からない・
フルマラソンに出る気持ちなんて全く理解できない・
自分とは一生関係ない
こんなイメージをお持ちの方、いらっしゃいませんか?これ全て私が思っていたことです。自分自身がフルマラソンに出るなど夢にも思っていませんでした。それくらい現実からかけ離れたことだと私は思っていました。ほとんどの皆さんと同じだと思います。
そんな走ることなんて嫌いな私でしたが、一度だけフルマラソンに参加しました。長くなるので経緯は割愛します。その時に専門家のトレーニングコースに参加しました。
マラソントレーナー
私が働いていたお店にトレイルランニングを専門にランニングのコーチをやっている専門家のスミさん(仮名)という常連さんがいました。スミさんは毎週金曜日にお気に入りの席に座る「Don't work too hard!」と時々言ってくる気さくなおじさんです。
余談ですがそのセリフを聞くと、私は正直「こういう文化だから一生懸命働かないカナダ人が多いのかな…」と思っていました。
話を戻すと、せっかくなのでフルマラソンに向けトレーニングをするに当たって、スミさんのランニングコースに参加させてもらいました。そこでとても大切なことを学びました。改めて考えるとこの「Don't work too hard!」というフレーズは彼がコーチ人生で参加者を応援するために深い意味が込められていたんだな、と今は思います。
スミさんは「練習で頑張るな。本番で結果を出すのが目的だ。」と言います。これはいったいどういうことでしょう?スミさんの教え、「頑張るな!3ヶ条」をシェアします。
頑張るな part 1
「ゆっくり走りなさい。」
スミさんは言います。
フルマラソンは距離が長い。速く走る必要はない。逆にゆっくり走る練習が必要だ。大の大人に何度も言わないが、僕のトレーニングコースに参加する男性はみんな僕より速く走る。特に男性参加者が多いとみんな速く走る。でも、そんな必要ない。僕は女性のペースに合わせてゆっくり走る。自分一人の練習でも速く走ることはない。
練習でゆっくり走っても僕は本番では彼らに負けることはない。
頑張るな part 2
「今に集中しなさい。」
みんな目標タイムを考える。平均ペースを考える。残りの距離を考える。考えると無駄な力が入る。オーバーペースになる。本来の力を出せない。
リラックスすることが大切。体の力を抜くことが大切。景色を楽しみ、今手と足を動かすことだけ考える。「きつい」と感じるのはペースが速いということ。きつくないペースを守ることが大事。それが結果的に良いタイムに繋がる。
頑張るな part 3
「疲れてはいけない。」
10キロからスタートし3ヶ月かけて毎週少しずつ走る距離を伸ばす。最終的に40キロ走る。でも、練習に全力を出してはいけない。
最も大事なことは、練習が終わった時「今から10キロ走れる体力を残すこと」だよ。疲れてはいけない。疲れているならそれはオーバーペース。
最後は勝つ
みんなの目標は何ですか?練習を頑張ることですか?
本番でいいタイムを出すことが、やはり目標ですよね。でも、スミさんは言います。
練習で自分を抑えることが出来る人は少ない。
マラソンって難しいですよね。やっぱり距離が長いから。やっぱり自分たちとは世界が違う。そう思いますか?
でも、これ全て英語に共通してはいると思いませんか?
英語って難しいですよね。覚えることが多いから。話せるようになるまでは気が遠くなるような道のりに感じます。
英語を勉強しない人にとっては英語は現実とはかけ離れた世界です。
でもみんな最初は同じなんですよね。
初心者は頑張るな
英語を話したいみなさん。今の自分の現実世界と英語を話せる世界ってかけ離れていますよね。その現実と理想の差を埋めたい。
毎日何時間も勉強を継続する人に憧れませんか?
合計○○○○時間勉強しましたという人に憧れませんか?
インターネット上にあるたくさんの固定観念に影響を受け、人は頑張りすぎてしまいます。結果続かない。何故でしょうか?目標が遠すぎるからです。何から始めたらいいんでしょうか?
マラソンから学んでみませんか?
フルマラソンを走るための最初の練習は
「10キロゆっくり疲れないペースで走ること」
人と同じかそれ以上のことをしなければ一生追いつけない
と、思いますよね。分かります。
でも、マラソンで考えてみてください。
まだ走れる体じゃないにもかかわらず、フルマラソンで活躍する選手と同じかそれ以上の練習をしたらどうなるでしょうか?
言うまでもないですよね?
皆さんはどう思いますか?体を使う「運動」と頭を使う「勉強」は別と思いますか?似ていると思いますか?どう考えるかは皆さんにお任せします。
3つの大切なこと
・ゆっくりやること
・今に集中すること
・疲れないこと
慣れない勉強は疲れます。ゆっくり自分のペースでいいんです。誰かと比べなくていいんです。周りの勉強時間と比べて焦る必要はないんです。
ゆっくりやれば英語の勉強が習慣になります。誰かと比べて速くやる必要はありません。一日一つだけでも新しい知識を身につければいいんです。疲れる前に一日の勉強を終りましょう。明日も元気に勉強するために。
今日、ゆっくり・人と比べず今に集中し・疲れない勉強をしたら
明日、もう少し長く勉強しても疲れなくなっていたら
毎日、続けたら
どうなるでしょうか?
皆さん、ワクワクしませんか?
最後に
今回の記事が全ての方に役に立つとは私自身も思いません。自分に厳しく出来る方は世の中にたくさんいます。
ただ逆に、なかなか勉強が続かない人もたくさんいます。自分に厳しい素敵な人に憧れて頑張りすぎて続かない。自分に厳しくなれない。自分には無理かも。もしあなたがそんな風に考える人だったら、この記事が何かのお役に立ったら嬉しいです。
一人でも多くの方が固定観念を捨て英語を楽しんでくれることを心より願っています。
長文ここまでお読みいただきありがとうございました。良かったらスキ・フォロー・シェア・Twitterフォロー・YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。それでは次回の記事もお楽しみに。
ぺぺ