接客英語3 「何名様ですか?」
皆さん、こんにちは。CafeFatioのともです。カナダでの接客経験を生かし、接客に使う英語についてシェアしてます。良かったらフォローお願いします。
今回は「何名様ですか?」です。
何ていいますか?
”For how many people?"です。
Forって何ですか?
"a table for 人数" で「何名席」です。
例えばお客様から声をかけられる時、
・"A table for 2, please."
・"Is there a table for 2?"
と聞かれることがあります。「2名席ありますか?」ということです。
”A table for 2, please."
この人数を聞く部分の”for 2"を疑問文にすると
"For how many people?”
となります。
"How many people?"じゃダメなんですか?
結論大丈夫です。むしろ文法上こちらが正解だと思います。
ただ私は現場で"For how many people?"という表現を最終的に選択しました。その理由は、私の周りのネイティブがそう言うからです。
その理由を考えました。
”How many people?" と ”For how many people?"の違いは何か。
簡単に言うと「何名様ですか?」と「何名席でご準備いたしますか?」ということです。じゃぁ、「何名様ですか?」の方が普通じゃないですか?と思うと思います。このあたりは文化の違いと感覚の問題としか言えません。私は何が正しいか、より現地の人が何ていうかを基準に考えていました。
ただ、実際私は自分が納得していない表現を使うタイプではないので、”How many people?"からスタートしました。問題なく通じます。なのでForで始まる疑問文に違和感を感じる人は、その感覚に素直に”How many people?”でスタートしましょう。
”How many?" だけでもいいんじゃないですか?
ダメです。
”How many?"だけの人、実際にいます。でも、ダメです。
おもてなしは日本人の心です。
理由は「略語」は基本的にはビジネスの場にはふさわしくないからです。やはり略語というのは、相手によっては失礼と取られることがある危険性をはらんでいます。
略語はダメ、って”For how many people?"も略ですよね?
確かに"How+主語"しかありません。書き言葉ではダメです。
ただ、書き言葉と話し言葉には大きな違いがあります。本当は日本人が気をつけなければならないのは、丁寧に話をしようとするあまり「くどい」文章になってしまうことです。ビジネスの場においてはもちろん実はプライベートでも話し言葉では「簡潔・明瞭」というのは大事なことです。というわけで、略しすぎず、しっかり質問するために私が一番適当だ、と感じたのは、
”For how many people?"
という聞き方です。
”For how many people?" でも長すぎます
大丈夫です。慣れます。
ですが、ダメとは言いましたが"How many?"だけでも恥じることはありません。まずは現場に立つことが大事です。英語の拙さは笑顔でカバーすればいいのです。”How many?"のままでいつづけるのがダメ、だということです。英語そのものに慣れてきたら本当に自分の言いたいこと、使いたい表現が出来るように常に勉強を続けていきましょう!Step by stepです。英語表現で言うと baby step です!
最後に
ちょっと接客に対する想いが強すぎて「何名様ですか?」一つ簡潔に説明することが出来ません。ただ、私なりに短くまとめました。自分の英語レベルとやりたい接客イメージに合わせて使ってください。そして私の経験を真に受けるのではなく、自分で周辺レストランに足を運び、実際に現地の人が何と言うか耳を傾け、自分が使う表現を選びながら成長していっていただけたら幸いです。
一人でも多くの方が英語で接客する現場に立ち、素晴らしい時間をすごされることを心より願っています。
長文ここまでお読みいただきありがとうございました。良かったらスキ・フォロー・シェア・Twitterフォロー・YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。それでは次回の記事もお楽しみに。
とも CafeFatioの接客英語