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接客英語18 注文をとる:確認事項

皆さん、こんにちは。ぺぺです。

今回は「確認事項」です。注文を取る時、例えば単品・定食だったり、塩かたれか、ホット、コールドなどなどいろいろな確認がありますよね。お店によって違いますから覚えないといけないですし、確認がおろそかだと注文間違い、作り直し、聞き直し、二度手間三度手間になり迷惑をかけますし、働く上で重要です。

色んなパターンが考えられますが、今回のキーワードは「or」です。

確認事項は重要

人が働く上で重要な事はどこでも一緒です。「売上を上げること、コストを下げること」業務を行う上で行動は全てこの二つに要約されます。確認事項を確実に聞くこと。それは、英語の上達より優先される部分です。

確実な仕事で、自分自身の仕事効率・生産性があがります。また、オーダーの間違いがあり、一品でも急いで作る、となると予定は乱れ生産性は少し下がります。小さな些細な乱れは積み重なると大きくなります。人間関係・信頼関係も乱れます。確実な仕事はコストを下げます

また確実な仕事は職場内の良好な人間関係を築きます。サービスとキッチンの良好な人間関係はレストランビジネスの根幹に関わるものです。良好な人間関係は笑顔を生み、レストラン全体の雰囲気を良くします。お客様は雰囲気の良いレストランには食事以外の価値を感じます。結果確実な仕事は売上をあげます

こういった意識・集中力が人に与える影響は大きいです。「上司に怒られるから」、「間違えると面倒だから」、ではなく、1サービスマンとして・プロとして確認事項の大切さを認識して仕事するようにしましょう。

英語が不安な方へ

ただでさえ英語が不安な方の不安を煽るつもりは全くありません。安心して下さい。接客は英語より笑顔です。英語が不安な方は一つだけ覚えて下さい。

or

"or" だけ覚えれば確認事項は全てなんとかなります。確認事項は様々でここで全てを書き出すことは出来ません。

が、例をいくつか紹介していきますが、複雑なことはありません。全て"or"だけで仕事が出来ることを意識しながらこの後を読んでみてください。

単品 か セット か?

A La Carte or as a meal?

アラカルトは英語じゃないので、使い方がちょっと変な感じがしますよ

ね。"A La Carte"でワンセットの単語と思って下さい。単品ということです。セットはmealです。定食もmealと呼んでいました。一皿にセットを盛り込むようなお店ではPlatterと言う言い方も一般的です。寿司もよくPlatterを使いますね。ハンバーガーのファーストフードなんかではComboって言ったりもします。店によって違いますが、自分の働く店に合わせましょう。

少しでも言う単語を減らしたい方、

A La Carte or meal?

でOKです。

ご飯 か パン か?

With rice or bread?

ご飯にしますか?パンにしますか?と言う聞き方ですが、"with" という前置詞と一緒によく使われます。セットだとご飯かパン、よくあるシチュエーションではないでしょうか?

スープ か サラダ か?

With soup or salad?

これもよくある確認事項ですね。"with" という前置詞に慣れて下さい。でも、前置詞なしで、soup or salad?でも十分通じます。

何のドレッシングにしますか?

What dressing would you like?

余談です。
カナダのレストランではドレッシングの種類が多いことが多いです。なので、メニューに書かれていなくても「ドレッシングは何がいいですか?」と店員さんが聞いてくることがあります。「え?どこにドレッシングの種類書いてあるの?」って思ってもだいたい書いてないです。

で、何がありますか?と聞くと、まるで早口言葉のようにこう返ってきます。

Japanese
French
Italian
Caesar
Ranch
Honey Mustard
Blue Cheese, or
Sesame

だいたい早口すぎて何を言っているかほぼ分かりません。店員さんも種類が多いから一気にだーーっと言います。なので、自分がお客さんとして行くときは、

・自分の好きなドレッシングがあるかピンポイントで聞く
・店員さんのおすすめ・好みを聞いて「それで」作戦

のどちらかをおすすめします。

英語が苦手な方がドレッシングの確認をする場合

"dressing?" とシンプルに聞きます。何があるの?と聞かれたら、あるドレッシングを全部答えましょう。一つだけ注意点は、日本語だと、「~と、~と、」というように一回一回助詞が入りますが、英語でorを言うのは最後の一回だけです。ここだけ日本語の感覚と違いますので注意しましょう。

サイズは S M L どちらにされますか?

Which size? Small, medium, or large?

"what" と "which" の違い

先程のドレッシングのようにチョイスが多い場合は "what" の方が自然だと思います。 "which" を使うとやはり選択肢が2個か3個程度のようなニュアンスが感じられる気がします。ただ、それはあくまで人それぞれの感じ方です。"What size?"と聞く人もいます。あまり固く考えなくていいでしょう。ドレッシングのように数が多くても選択肢に限りがあれば "which" を使う人もいます。

英語が苦手な人は、ここも "or" だけで戦いましょう

Small, medium, or large?

これだけでばっちりです。

最後に

いかがでしたでしょうか?接客は英語より笑顔。気持ちが大切です。英語も不安なのに、店によって違うとかどんだけハードル高いんだ!と思ってしまう気持ちは分かります。ただ、一つだけ忘れないでほしいことがあります。失敗してもいいんです。悔しい・辛い、仕事をする上で色んな思いをするでしょう。日本でも海外でも同じです。

あなたの本当にやりたいことは何ですか?もし、外国で仕事をしてみたい、のであれば、英語はなんとかなります。働きながら成長すればいいんです。現場でお客様を思って丁寧な仕事をすることだけを心がけて是非挑戦してみて下さい。

一人でも多くの方が英語で接客する現場に立ち、素晴らしい時間をすごされることを心より願っています。

長文ここまでお読みいただきありがとうございました。良かったらスキ・フォロー・シェア・Twitterフォロー・YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。それでは次回の記事もお楽しみに。

ぺぺ

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