【コーヒ器具紹介】「ドリッパー」って何?
コーヒーを淹れることを「抽出する」ともいいます。
抽出とはどういう意味なのか調べてみると、
「液体または個体の中から特定の物質を溶媒に溶かして取り出すこと。」
溶媒・・・
なんだか懐かしい。中学校や高校の化学の授業以来かな。
この意味においてコーヒーの抽出を考えると、
「個体=コーヒーの粉」
「溶媒=お湯」
ということになります。
では、特定の物質とは何でしょう。それは、コーヒーの味に関わってくる、苦味や酸味などのたくさんの成分です。
つまり、コーヒーを抽出するとは、
「コーヒーの粉の中から、苦味や酸味などの味に関わる成分を、お湯に溶かして取り出すこと。」
となります。そして、いろいろな成分が溶け出した液体を、私たちは飲んでいるのです。
どうでしょう。こうやって考えると、いかにコーヒーを淹れることが化学的なことか。
とはいっても、初めは、淹れることを楽しむのが1番です!
そして、その時に活躍するのが今回のテーマである
「ドリッパー」です!
【僕が初めて買ったドリッパーと選び方】
そもそも、ドリッパーとは何でしょう?
先ほど紹介したように、コーヒーの豆や粉の中にはいろいろな成分が入っています。
にがーいものや、すっぱーいものまで。
それらがお湯の中に溶けていくのですが、どれくらい溶けたのか、そのバランスで、苦いコーヒーなのか、酸味が強いコーヒーなのかが変わってきます。
そこで活躍するのが「ドリッパー」
ドリッパーを使うことによって、お湯の流れ方をある程度コントロールすることができるのです!
そうすることで、コーヒーの粉とお湯が触れる時間を考えることができます。そして、味の出方をある程度コントロールして、自分好みの味になるように、「レシピ」を組み立てていくこともできるのです。
そんなドリッパーには様々な種類があります。初めに買う時に迷う人もいるでしょう。
僕が初めて買ったドリッパーは、「HARIOのv60」
なぜこれを買ったかって?
・・・なんとなく
初めて買う時には、これまで述べてきたような知識などありません。
Amazonで検索していたときに、評価が高かったからかもしれないし、安かったからかもしれないし・・・
そんな理由です。でも、それくらいでいいと思いますよ。
ドリッパーは比較的安いし、気になるものがあったら、買って淹れ比べることもできます。
(困るのは、どんどん置き場がなくなることくらい)
また、ドリッパーによって特徴が違うため、それぞれで淹れ方を変える人も多いです。
だから、まずは自分が買ったもので、上手に淹れる方法を考えてみましょう。
ドリッパーによって、コーヒーの世界はどんどんと深くなっていきますよ。
自分に合うドリッパーを探して、自分だけの「レシピ」を組み立ててみませんか?
【次回 今、使っているドリッパーたち】
次回は、僕がこれまで使ってきたドリッパーとそれぞれの特徴を紹介します。
ドリッパー選びの参考にしてもらえたら幸いです。